ピコチャンブラックは強い?新馬振り返り キタサンからまた大物?

新馬展望&分析2024

ピコチャンブラック 新馬振り返り

今回はピコチャンブラックが勝った新馬戦を振り返っていきましょう。
ピコチャンブラックは7/20福島芝2000の新馬でデビューし見事圧勝!
他に行く馬がおらず逃げの競馬になり、直線も突き放す一方で
最後は余力十分での勝利となりました。
かわいらしい名前の馬ですが能力は高いということを証明してくれたと思います。
またキタサンブラック産駒から大物候補誕生か!?

ここからはピコチャンブラックがどういう馬か、見どころはどこか、個人的な感想も踏まえたまとめを
お伝えしていきます。

↓動画版はこちら↓

ピコチャンブラックってどんな馬?

ピコチャンブラックは父キタサンブラック、母トランプクイーンという血統。
母は未勝利で引退しましたが、半姉2頭は芝2000で勝ち上がりと中距離で成績を残しています。
いわゆる超実績血統というわけではありませんが、叔父にはフサイチコンコルドや
アンライバルドなどクラシック勝ち馬がいるということで血統的な下地はある馬となっています。
最終追いはWコースで6F83.0-4F52.0-1F11.4、1週前は6F80.8-4F50.5-1F11.1をマーク。
1週前は全体時計もかなり速い中ラスト1F11.1と圧巻の時計をマークしており一気に
注目を集めました。
この調教の良さも1.7倍という支持を集めた要因になったと思います。

そんなピコチャンブラックについて新馬戦後、騎乗した石橋脩騎手「いい馬なのはわかっていた。将来を考えて競馬をしたかったが他に行く馬もおらず逃げる形に。スピードが違いすぎた。馬が自分でギアを入れたので自分はやることがなかった」とコメントしています。

レース内容分析

ここからは改めて新馬の分析をしていきましょう。
まず圧巻だったのは2着に1.1秒差をつけての圧勝だったという点だと思います。
本馬は逃げて最後は余力十分ながらの圧勝でした。
着差=能力ではないと思いますが、上記のように近年芝中距離で1秒以上着差をつけて勝利した馬は
軒並み重賞やG1で活躍しています。
ダートでは差をつけての圧勝をした馬がその後苦戦することは多々ありますが、芝ではこれだけの着差をつけて勝てるのは一定の能力の証明と捉えて問題ないと思います。
本馬も上記から考えると重賞勝利からG1好走ぐらいの能力はあるといえそうです。

【PR】
POGや競馬をさらに楽しむコミュニティを運営中!
↓説明動画↓
https://youtu.be/DFHHnY0Vu7A
↓詳細はこちらから↓
https://lounge.dmm.com/detail/7865/index/

また着差だけでなくタイムも優秀でした。
今回の勝ちタイムは2.03.6。
これは近年の同条件では上位に入る好タイムでの勝利となっていました。
上記表を見ると2週前のジェットマグナムはかなりの好タイムだったと感じますが、この
ピコチャンブラックも十分好タイムといえる内容だったと思います。
また過去同タイムで勝利したシーズンズギフトはその後重賞好走多数と活躍しましたし、
キングズラッシュは芝2000のOPを勝利しています。
今回は前半5F63.7のSペースの逃げで恵まれた印象もありますがタイムも優秀ということで
評価できる内容だったと思います。

さらに後半の脚も超優秀!
レースラスト3Fは11.9-11.8-11.3で特にラスト1F11.3は福島芝1800以上の
新馬では最速となっています。
最後は抜け出して余力十分ながら圧巻の速さを見せたということでこれも評価できるポイントだと
思います。
加速ラップは優秀!長くいい脚が使えるのは中距離で大きな武器になると思います。

まとめ

今回はピコチャンブラックについて見てきました。
最後は採点と個人的な感想も踏まえたまとめになります。

改めてピコチャンブラックが圧勝!とにかく強かった!
ここでは能力が違ったという印象があります。
キタサンブラック産駒はすでに今世代サトノカルナバルが重賞を勝利、クロワデュノールも新馬を
快勝し注目を集めていますが、また期待馬誕生といえそうです。
セレクトセールでも超好評価を受けたキタサンブラック産駒には今後も注目が必要ですね。

また、タッチングスピーチの産駒として注目を集めたヴィジョンメーカーは出遅れたの影響もあり2着。
勝ちきれませんでしたが挽回してまくっての2着は能力を示した内容だといえそうです。
今後はゲートさえ改善できれば十分勝負になると思うので、成長に期待したいと思っています。

最後に勝ち馬ピコチャンブラックの評価を記載しておきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました