新潟デビューは期待できる？
今回は新潟デビューから大物は出るのかを見ていきたいと思います。
今年はルメール騎手が新潟開催から復帰するということもありかなり有力馬がスタンバイしています。
その新潟開催から過去大物はどれぐらい出ているのか、今年の注目馬はどういった馬がいるのかを
見ておきましょう
↓動画版はこちら↓
まずはデビュー競馬場別G1出走頭数というデータを見ておきましょう。
これはどの競馬場でデビューした馬がどれぐらいG1に駒を進めているかをまとめたものです。
POG指名馬がG1を勝つのは目標の一つですが、その前段階としてG1に出走してほしいという部分があると思うので、そういう意味では重要なデータだと捉えています。
これを見ると新潟デビューからは多数G1出走馬が出ています。
特に牝馬は数多く出走を果たしており、桜花賞やオークスには過去10年で29頭の出走馬を
送り出しています。これは1年に約3頭が出走している計算になります。
先週まで行われていた福島開催と比べても出走頭数は多いため、やはりPOG的には大きな注目が
必要といえそうです。
続いてはデビュー競馬場別G1好走頭数を見ておきましょう。
今度はどの競馬場でデビューした馬がどれだけG1で好走しているかをまとめたものになります。
これを見ると出走頭数の割に牡馬のPOG期間G1好走馬は少なくなっています。
新潟開催からはイクイノックスが活躍したイメージが強いですが、あれは稀な例だということが
確認できます。牡馬はどのG1でも5年に1頭程度しか好走馬が出ていません。
一方で牝馬は好走がかなり多くなっています。
特に桜花賞&オークスは他競馬場と比べて最多の好走数を誇っているため、牝馬は新潟デビューが
王道といえそうです。
上記を考えると指名するなら牡馬より牝馬がおすすめ。
特に牝馬は早期デビューが活躍している傾向があるので新潟開催が終わる8月末までに指名を済ませることをおすすめします。
ここからは今年新潟でデビューする注目馬を具体的に見ていきましょう。
今年はこの後紹介するように牡馬の注目馬が多いですが、上記データを頭に入れたうえで取捨選択をしていただければと思います。
新潟デビューの注目馬
カネラフィーナ
注目馬の1頭目はカネラフィーナになります。
この馬は父がFrankel、母はジョイカネラという血統。
母はアルゼンチンG1を2勝したという実績があります。
父は言わずとしてた超名馬かつ一流種牡馬ですが、日本でも産駒のソウルスターリングがオークス制覇するなど活躍をしています。
上記を考えると芝1600～2400の王道路線で期待ができる血統といえるでしょう。
また半弟(父コントレイル)は先日のセレクトセールで1.9億で落札されており、この点からもこの
血統への期待度がわかります。
そんなこの馬は8/3新潟芝1600をルメールで予定！
まずは勝ち上がりを決められるか注目をしています。
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ジェゼロ
続いての注目馬はジェゼロになります。
ジェゼロは父サートゥルナーリア、母ラルケットという血統。
半兄ステルヴィオ(父ロードカナロア)はマイルCSを制覇したG1馬
また2歳のG1朝日杯でも2着と好走しています。
さらに半姉ウンブライル(父ロードカナロア)はNHKマイルCで2着と好走しています。
上記のようにロードカナロアとの配合で実績がある血統に、そのロードカナロアの後継種牡馬である
サートゥルナーリアの配合というのも心強い点だと思います。
そんなこの馬は8/4新潟芝1800を川田で予定してます。
調教でもかなり動いており大物候補として注目！
サリーチェ
続いての注目馬はサリーチェになります。
サリーチェは父ドゥラメンテ、母サロミナという血統。
半兄サリオス(父ハーツクライ)は朝日杯を制覇しクラシックでも善戦した実績があります。
さらにサラキア、サロニカ、エスコーラ、サリエラ、サフィラなど半兄姉も活躍している
超実績血統、良血といえる1頭となっています。
そんなこの馬は8/4新潟芝1600を予定しています。
ルメール騎手が乗るのかサフィラの主戦である松山騎手が騎乗するのか、鞍上も含めて
注目したい1頭です。
アロンズロッド
続いての注目馬はアロンズロッドになります。
アロンズロッドは父エピファネイア、母アーモンドアイという血統。
母はG1 9勝の言わずと知れた超名牝！本馬が初仔となっています。
シルクレーシングで1口48万 総額2.4億募集された超期待馬です。
そんなこの馬は8/11新潟芝1600を予定
先日動画でも話したようにマイルデビューは気になりますがが、その中でどんな走り見せるか？
マスカレードボール
続いての注目馬はマスカレードボールになります。
マスカレードボールは父ドゥラメンテ、母マスクオフという血統。
半姉マスクトディーヴァ(父ルーラーシップ)はローズSと阪神牝馬を勝利しており、
秋華賞とヴィクトリアマイルでも好走をしています。
また半兄トゥーフェイス(父モーリス)は芝中距離で4勝を挙げています。
そんなこの馬は確定ではありませんが8/18新潟芝1800が濃厚となってます。
POG注目の大物候補！ドゥラメンテ最終世代で注目！
プリモシークエンス
最後の注目馬はプリモシークエンスになります。
プリモシークエンスは父エピファネイア、母プリモシーンという血統。
母はフェアリーSなどマイル重賞を3勝し繁殖入りしてからは本馬が初仔となっています。
そんなこの馬も確定ではないですが8/18新潟芝1800が濃厚といわれています。
ですので場合によっては上記のマスカレードボールとPOG期待馬同士が激突することになります！
元々は東京デビュー予定がスライド、仕切り直しでどんな走りを見せるか！？
まとめ
ということで今回は新潟開催から大物馬は出るのか、過去のデータを見たうえで今年の注目馬を
確認してきました。
データ的には牡馬より牝馬を重視して指名したい、その中で注目といえるのはサリーチェでしょう。
超実績血統のこの馬はデータ的にも期待ということで指名候補になると思います。
皆さんの注目馬や見解もあればぜひ教えてください。
それではご視聴ありがとうございました。
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