マスカレードボール 新馬振り返り
今回はマスカレードボールが勝った新馬戦を振り返っていきましょう。
マスカレードボールは8/11新潟芝1600の新馬でデビューし人気に応え見事勝利!
スタート後ややダッシュがつかず後方からの追走。万事休すかと思っていましたが直線大外から
伸びて先に抜け出したマイネルチケットを捉えました。
期待の注目馬が新馬V 粗削りながらポテンシャルは示したか!?
ここからはマスカレードボールがどういう馬か、見どころはどこか、個人的な感想も踏まえたまとめを
お伝えしていきます。
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マスカレードボールってどんな馬?
マスカレードボールは父ドゥラメンテ、母マスクオフという血統。
半姉マスクトディーヴァ(父ルーラーシップ)はローズSと阪神牝馬Sという
G1の前哨戦である重賞を制覇。
さらにその後挑んだ本番のG1秋華賞では2着、VMでは3着とG1でも好走しています。
また、半兄トゥーフェイス(父モーリス)は芝中距離4勝のOP馬となっています。
この馬の最終追いはWコースで6F85.3-4F53.5-1F11.5、1週前は6F84.3-4F53.6-1F11.3。
終いは優秀な時計をマークしていましたが、それがレースでの末脚につながった印象もあります。
実績血統、そこに最終世代となるドゥラメンテの配合ということで期待されており、
JRA-VAN POGでは1万人を超える方が指名をしており高い注目度を誇っています。
そんなマスカレードボールについて新馬戦後、騎乗した戸崎圭太騎手「追い切りから走るなと能力を感じていた。気性のむずかしさがどう出るか。内容は強かったと思います」とコメントしています。
騎手のコメントにあるように鮮やかな差しきりだった一方で気性面の課題というのは明確になったと
思います。
また管理する手塚調教師は「課題が多かったです。距離はもちそうだけど少しずついければ」と
コメントしています。
このコメントから考えると今後は成長を促しながら、そして芝1800への出走が濃厚かなと思います。
レース内容分析
ここからは改めて新馬の分析をしていきましょう。
まず注目ポイントは後方からの差し切り勝利という点です。
今回は後方追走で3.4角10番手からの勝利となりました。
4角10番手からの差し切りは直線長いこの条件でもあまり多くはありません。
特に今回は直線で前の馬が邪魔になる場面もありながらしっかりと差し切ったのは見事でした。
位置取り的にはよくなかったがそれをリカバリーする末脚見せたという点は良かったと思います。
また気になるのは今後の距離選択。
結論:距離は伸ばした方がいいと考えています。
上記のように半兄姉はほとんどが芝1800以上で勝利を挙げています。
マスクトディーヴァは1600でも勝利がありますが基本は1800以降がベターといえるでしょう。
本馬も後方追走になったことも踏まえるとマイルより中距離が能力を発揮できる印象。
気性面の成長を促しつつ距離を伸ばしていくのがいいかなと思います。
まとめ
今回はマスカレードボールについて見てきました。
最後は採点と個人的な感想も踏まえたまとめになります。
改めてマスカレードボールが人気に応え勝利!勝ち上がりを決めました。
粗削りながら見事勝利!勝ち切れたことが大きな収穫といえるそうです。
後方追走になった上に気性面の不安も露呈していたので今後は、気性面や能力面ともに
さらなる成長に期待といえそうです。
血統的な期待度は高いのであとはどれだけ成長できるかになると思います。
最後に勝ち馬マスカレードボールの評価を記載しておきます。
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