ヴィンセンシオは強い?新馬振り返り 超良血だが課題も多い!?

新馬展望&分析2024

ヴィンセンシオ 新馬振り返り

今回はヴィンセンシオが勝った新馬戦を振り返っていきましょう。
ヴィンセンシオは8/31新潟芝2000の新馬で圧倒的支持に応えて快勝!
スタートはまずまずも二の脚速く道中は番手追走。
直線先に抜け出したが、内から伸びたキャピタルリッチに一瞬交わされたが差し返した。
期待の超良血馬がV!粗削りだが今後にも期待が膨らむ!?

ここからはヴィンセンシオがどういう馬か、見どころはどこか、個人的な感想も踏まえたまとめを
お伝えしていきます。

↓動画版はこちら↓

ヴィンセンシオってどんな馬?

ヴィンセンシオは父リアルスティール、母シーリアという血統。
母は芝2勝で本馬が初仔。
自身がすごい成績を残したとか繫殖として実績を残したというわけではないです。
しかし、祖母がシーザリオの超良血で叔父にエピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアといったG1馬かつ種牡馬としても活躍している馬がずらっと並んでいます。
最終追いは坂路で4F54.6-1F12.5、1週前はWコースで6F85.2-4F51.1-1F11.5はマーク。
「まだ体は緩いけどバランスは良化。素質の高さを感じさせます」と調教師はコメントしています。

そんなヴィンセンシオについて新馬戦後、騎乗したルメール騎手は「物見をするなどまだ甘さがある。これからよくなる」とコメントしています。
また、管理する森調教師は「体が緩い中でも勝ててよかった。スピードよりスタミナタイプ。2000以上あったほうがいい」とコメントしています。
やはり陣営としてはまだ良化途上という認識があるようです。
また、2000以上あったほうがいいということですが、そうなるとPOG期間に求められる適性とは少し
異なる印象があります。
そのあたりもこの後詳しく解説していきます。

レース内容分析

ここからは改めて新馬の分析をしていきましょう。
まず近年の同条件と比較をして見ておきましょう。
今回のヴィンセンシオは勝ちタイム2.08.4。
これは近年の同条件でもかなり遅めの勝ちタイムとなっています。
近年で最も遅かったミヤビの2.07.2より1.2秒遅いのでこれはかなりの遅いタイムといえます。
また、前半5F67.0もミヤビと並んで最も遅いペース、少頭数でかなりのスローのレースとなりました。
実際過去の該当馬もまずまずの活躍ということで、ここを勝つ適性がその後活かせないという
部分はあります。
今後2000で走るとしても今回よりはペースは速くなるだろうしその中で成績を残せるのかという疑問は残ります。
現状はSペースになりやすい長めの距離に適性がありそうですが、POGでは2000以下で活躍するスピードが求められるので、自身の適性とPOG期間の条件が合致していないという印象はあります。

ただ、見どころはありました。
それがラスト1Fの脚が優秀だったということになります。
レースラスト3Fは12.5-11.6-11.1 ラスト1F11.1は2歳新潟芝1600以上で見てもかなり速いです。
そして該当馬の多くはリバティアイランドやラッキーライラックを筆頭にその後活躍しています。
本馬も後半の脚は今後も武器にはなりそうでうs。
ただ、上記の馬のように重賞やG1で好走できるかというと現状ではまだ厳しいと感じています。
上記の該当馬は1800以下で優秀な末脚をマークしていますが、本馬は2000で超Sペースで流れた中での
末脚となっています。
先ほども少し触れましたが前半急かされたときにこの瞬発力を使えるかはかぎとなるでしょう。

【PR】
POGや競馬をさらに楽しむコミュニティを運営中!
↓説明動画↓
https://youtu.be/DFHHnY0Vu7A
↓詳細はこちらから↓
https://lounge.dmm.com/detail/7865/index/

まとめ

今回はヴィンセンシオについて見てきました。
最後は採点と個人的な感想も踏まえたまとめになります。

改めてですがヴィンセンシオがわずかに先着し勝ち上がりを決めました。
番手追走、直線2着馬に交わされる場面あったが差し返した内容や、後半の脚は優秀でした。
ただ、今後に向けては課題も多く残っていると感じました。
持っている能力とPOG期間内の条件の相性が悪い印象もありますので、どれだけ成長できるかが
かぎとなるでしょう。
そのあたりは良血馬の成長力に期待したいなと思っています。

最後に勝ち馬ヴィンセンシオの評価を記載しておきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました