エンジェルマークは強い?新馬振り返り 超良血馬が勝ち上がり!

新馬展望&分析2024

エンジェルマーク 新馬振り返り

今回はエンジェルマークが勝った新馬戦を振り返っていきましょう。
エンジェルマークは9/1新潟芝1800の新馬で見事快勝!
グロスビーク、フィドルファドル、エンジェルマークの良血馬三つ巴を見事制しました。
道中は中団を追走。直線先に抜け出したグロスビークを末脚活かしてクビ差捉えました。
超良血馬が見事な勝利!今後に向けて期待膨らむ!?

ここからはエンジェルマークがどういう馬か、見どころはどこか、個人的な感想も踏まえたまとめを
お伝えしていきます。

↓動画版はこちら↓

エンジェルマークってどんな馬?

エンジェルマークは父エピファネイア、母ステファニーズキトゥンという血統。
母は芝やAWの1600~2000で米G1を5勝した超名牝となっています。
半姉(父ディープインパクト)は芝中距離で2勝をあげています。
上記の姉以外の兄姉は未勝利と苦戦していますが、超名牝にPOG王道のエピファネイアの配合は
超良血といえます。
最終追いはWコースで6F86.5-4F54.1-1F11.9、1週前は6F79.5-4F50.7-1F11.9をマーク。
「内々を回り時計は出たが、ストライドを伸ばす目的は達成」と調教師はコメントしていますが、
内々を回ったとはいえ1週前のタイムは超優秀となっていました。

そんなエンジェルマークについて新馬戦後、騎乗した川田騎手は「幼い体でいい勝ち方をできたので
この後の成長も楽しみです」とコメントしています。
また、管理する宮田調教師は「まだ体質は弱いが実戦に行っての気性がいい。軽い芝で良さ出た。
これくらいの完成度で勝てたのは大きいです」とコメントしています。
やはり陣営としてはまだ良化途上という共通認識があるようです。
体質が弱く詰めて使うことは難しいと思うので、ここを勝ち切れたのは大きかったと思います。

レース内容分析

ここからは改めて新馬の分析をしていきましょう。
このレースで注目だったのは末脚が優秀だったという点だと思います。
今回のエンジェルマークは上がり最速となる上がり3F32.9。
上記のように歴代の同条件で上位に入る末脚となっています。
新潟は速い上がりが出る印象がありますが、それでも32秒台は優秀な部類に入ります。
このレースは6頭という少頭数で前半5F66.8とかなりのスローペース、その結果究極の後半勝負に
なりました。
先に抜け出し伸びていたグロスビークを捉えた末脚は見事でした。グロスビークが順当に勝っていても
不思議ない展開を最後捉えたのは優秀。着差以上の収穫だったと思います。

上がり3Fも優秀でしたが特にラスト2Fが優秀でした。
レースラスト3Fは11.5-10.6-11.0、特にラスト1F11.0は同条件ではルージュバックに次ぐタイムで
かなり速いです。
直線に入ってもそこまで速くならずラスト2Fが極限的に速くなった中で優秀な瞬発力を見せました。
瞬発力は見事だった一方で気になる点もあります。
というのも牝馬の上記該当馬であるロックディスタウンやルージュバックは1800以上で活躍をしました。 それを考えるとマイルこなせるかがカギになりそうです。
POG期間の牝馬はマイルをこなすことが求められますが、マイルだと相対的にペースが速くなり、
その分脚を溜められず武器である瞬発力を活かせない可能性もあります。
実際ルージュバックも1800以上で3連勝し臨んだ桜花賞では大敗。
後方追走かつ脚を溜められずという内容でしたので、エンジェルマークも同様の不安はあります。
今後マイルに対応できるのか。どれだけ成長できるかがカギになるでしょう。

【PR】
POGや競馬をさらに楽しむコミュニティを運営中!
↓説明動画↓
https://youtu.be/DFHHnY0Vu7A
↓詳細はこちらから↓
https://lounge.dmm.com/detail/7865/index/

まとめ

今回はエンジェルマークについて見てきました。
最後は採点と個人的な感想も踏まえたまとめになります。

改めてですがエンジェルマークがグロスビークとのたたき合いを制し見事勝ち上がりを決めました。
超Sペースから極限の瞬発力勝負になり最後捉えた内容は見事。
グロスビークが勝つ流れを差し切ったのは大きな収穫だと思います。
また、2着グロスビークは痛い敗戦だが能力は示したと思います。
この馬も速い上がりを使っていましたし、それが活かせる東京開催であればすぐに勝ち上がりが
期待できるでしょう。

最後に勝ち馬エンジェルマークの評価を記載しておきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました