サウジアラビアRC&アルテミスS 出走予定馬!超好メンバー!!!

POG24-25

サウジアラビアロイヤルカップ 出走予定馬

今回はサウジアラビアロイヤルカップ&アルテミスSに出走を予定している馬を確認していきましょう。
約1か月後のレースで少し気が早いですが、9月は2歳重賞がないですし、サウジアラビアロイヤルカップ&アルテミスSはかなりのレベルが想定されます。
今後の展望を占う上でも有力出走馬をチェックしておこうと思います。

まずはサウジアラビアロイヤルカップ!
アルレッキーノを中心にマイルで覇権を狙う馬が登場します。
ここで賞金加算し朝日杯へ向かえるのはどの馬か!?

↓動画版はこちら↓

アルレッキーノ

サウジアラビアロイヤルカップの注目馬、1頭目はアルレッキーノになります。
この馬がPOG的な期待も踏まえると最も注目されている出走予定馬になると思います。

アルレッキーノは父ブリックスアンドモルタル、母チェッキーノという血統。
半姉チェルヴィニア(父ハービンジャー)はオークスを制覇したG1馬。
半兄ノッキングポイント(父モーリス)は新馬Vを勝利し毎日杯2着からダービー5着、その後新潟記念を制覇しました。
兄姉2頭は6月デビューと仕上がりは速く、また母自身もフローラS制覇からオークス2着とPOG期間内の
活躍が目立つ血統となっています。
そんなこともありPOGでもかなりの指名者を集めています。

そんなこの馬は通算2戦1勝。前走は新潟芝1600の未勝利を圧勝しました。
逃げて上がり最速で突き放す圧巻の競馬!勝ちタイム1.33.3は2歳コースレコードタイの好タイム!
とにかくスピードが違ったという印象を受けるレースとなりました。
アルレッキーノ 未勝利分析
新馬はクロワデュノールの2着だったがそこでも逃げて上がり上位の脚でマッチレースを演じ、最後は
離されましたが、それでも能力は示していました。
アルレッキーノ 新馬振り返り
新馬で1800を使ったように当初はクラシックを狙っていたと思うが、気性面の不安等もあり、
前走でマイルへシフト。
今後再び距離延長を試す可能性はあるが、いずれにしてもG1を目指す上でここは負けられない
戦いか!?

アルテヴェローチェ

続いての注目馬はアルテヴェローチェになります。
注目度はアルレッキーノほどではないですが、この馬も新馬で優秀なパフォーマンスを
見せていました。

アルテヴェローチェは父モーリス、母ディープインパクトという血統。
母は未勝利で引退。本馬が初仔ということで目立った実績はありません。
ただ、叔父母に活躍馬クルミナルやピオネロがいるということで、血統的な下地はあります。
また、父モーリス×母父ディープインパクトはジェラルディーナやアルナシームなど活躍馬が
多数います。

そんなこの馬は通算1戦1勝。前走は札幌芝1500の新馬を見事勝利しました。
アルテヴェローチェ 新馬分析(YouTubeへ飛びます)
道中は先団追走。直線外目から抜け出し後続の追撃をしのぎ勝利。
この条件はその後レコードが連発したのでかすみますが、勝ちタイム1.29.9は優秀!
また、追撃してきた2着ヒシアマンは同条件の未勝利戦を6馬身差の圧勝で勝ち上がりを決めており、
2着と3着の間は差があったことも考えると、この新馬の上位はレベル高かったといえそうです。
前走はかなりの好内容!おそらくアルレッキーノが逃げるのでその番手から直線交わす競馬を狙う!?

スターウェーブ

続いての注目馬はスターウェーブになります。
この馬は前走からの巻き返しを狙う1頭。

スターウェーブは父Kingman、母コスモポリタンクイーンという血統。
叔母に欧州G1馬がいる良血でセレクトセール3.3億円で取引をされた高額馬となっています。
日本での父の代表産駒はNHKマイル勝利のシュネルマイスターですが、この世代では
プリティディーヴァが新馬&OPを連勝、フードマンも新馬勝利を飾るなど勢いがあります。

そんなこの馬は通算2戦1勝。前走は新潟2歳Sで3人気を背負いましたが結果は6着でした。
新潟2歳S 振り返り(YouTubeへ飛びます)
内枠からのスタートもあり道中は中団内目を追走。直線も内を選択したが伸びきれず
勝ち馬からは1.1秒離された。
しかし、新馬は東京芝1400で快勝!稍重ながら上がり3F33.4とアスコリピチェーノに匹敵するような優秀な末脚を見せていました。
スターウェーブ 新馬分析(YouTubeへ飛びます)
新馬を勝った東京で前走からの巻き返し狙う!1400ベストの印象があるがマイルで好走なるか?

ニシノルプ

続いての注目馬はニシノルプになります。
この馬は注目度は高くありませんが、おもしろい1頭だと感じています。

ニシノルプは父グレーターロンドン、母サヤカチャンという血統。
母はアルテミスSで13人気ながら2着、後にG1を複数制覇するラッキーライラックに対して逃げ粘り、接戦を演じました。
そんな母の初めての産駒が本馬となっています。

そんなこの馬は通算1戦1勝。前走は福島芝1800の新馬を見事勝利しました。
好スタートから逃げの競馬、直線も上がり上位の脚を使い後続を封じたという内容。
Sペースの逃げで恵まれましたが、後半4Fは12秒台前半を継続し最後は11.9。
長くいい脚を使って押し切った点は評価できそうです。
牝馬ながら意欲的な挑戦!注目度は他馬の方が上だが、母同様一発好走なるか!?

エンブロイダリー

最後の注目馬はエンブロイダリーになります。
まだ出走が確定しているわけではないですが、出てきた際は大きな注目を集めると思います。

エンブロイダリーは父アドマイヤマーズ、母ロッテンマイヤーという血統。
母は忘れな草賞を制覇し、重賞クイーンCでも3着好走と3歳牝馬戦線で活躍をしました。
また半兄ゼーゼマン(父エピファネイア)は芝1600で新馬を勝利しています。

そんなこの馬は通算2戦1勝、前走は新潟芝1800で超圧勝を決めました!
エンブロイダリー 未勝利分析
逃げて上がり最速で完封!2着に1.2秒差をつけ従来のコースレコードを0.9秒更新しました!
新馬戦はミリオンローズの2着でしたが、Sペースの直線勝負で上がり最速で好走しており能力は
見せていました。
新種牡馬のアドマイヤマーズ産駒の超期待馬!
まだ詳細発表されておらず、サフラン賞出走の可能性高いが、こちらに出てきたら超注目!

アルテミスステークス 出走予定馬

まずはアルテミスステークスについて見ていきましょう!
例年期待の牝馬が多く出走するレースですが、今年は特に好メンバーが予想されています。
G1の前哨戦と呼ぶのにふさわしいレース!ここでも注目出走馬を見ていきましょう。

ショウナンザナドゥ

アルテミスSの注目馬、1頭目はショウナンザナドゥになります。
この馬はPOGで大きな注目を集めている牝馬になります。

ショウナンザナドゥは父キズナ、母ミスエーニョという血統。
母は米ダートG1制覇の実績。また送り出した産駒である半姉5頭は全て複数勝利をあげています。
特にミアネーロはフラワーC、ミスエルテはファンタジーSと重賞賞を勝つ馬も出ています。

そんなこの馬は通算2戦1勝、前走は新潟芝1600の未勝利で超圧勝を決めました!
ショウナンザナドゥ 未勝利分析
スタートを決め2番手追走、直線入口で先頭に立ちそのまま2着に0.8秒差をつける快勝!
1.33.5という超好タイムで勝利し改めて能力を示しました。
新馬はダノンフェアレディとのマッチレースでわずかに敗れるも上がり最速かつ0.1秒差と全く引けを取らない好内容!勝ち馬には逃げた利もあったことを考えれば互角だったと思います。
ショウナンザナドゥ 新馬
世代最初の新馬でデビューした超注目牝馬!前走後早くからアルテミスSを表明しており
ここは負けられない戦いとなる!

カムニャック

続いてはカムニャックになります。
この馬もかなりの注目を集めています。

カムニャックは父ブラックタイド、母ダンスアミーガという血統。
母は芝1600以下で新馬を含む5勝のOP馬となっています。
また送り出した産駒、この馬にとっての半兄は4頭中3頭が勝ち上がりとかなり堅実な血統。
特に半兄キープカルム(父ロードカナロア)は芝2勝、若葉Sや京都新聞杯でも善戦しました。
母はマイル以下で活躍しましたが、産駒のキープカルムは芝2000以上とやや長めの距離で
活躍しています。
この馬は父ブラックタイド×母父サクラバクシンオーでキタサンブラックと同配合という点でも
注目を集めています。

そんなこの馬は通算1戦1勝、前走は中京芝2000の新馬で超圧勝を決めました!
カムニャック 新馬分析
最内スタートから道中はやや後方を追走。直線外に持ち出して楽に進出しそのまま突き放しました。
かなりのSペースのレースでしたが、後半は優秀で上がり3F33.6!特にレースラスト1F10.9は
後にダービーを勝つワグネリアンがマークしたラスト1F11.0を上回る過去最速となっています。
2000で快勝を決めた期待の牝馬がマイルへ参戦!1600でも能力を発揮できるか大きな試金石!

マイエレメント

続いてはマイエレメントになります。
この馬もPOGで大きな期待を背負っています。

マイエレメントは父エピファネイア、母ソートアフターという血統。
母は未勝利で半兄姉2頭も未勝利で引退とあまり実績はない血統となっていますが。
しかし、デビュー前に好調教を連発して注目を集めました。
また、エピファネイア×ディープインパクトはサラコスティなども勝ち上がりを決めています。

そんなこの馬は通算1戦1勝、前走は新潟芝1600の新馬で快勝を決めました!
マイエレメント 新馬分析(YouTubeへ飛びます)
道中は中団追走、直線途中から追い出されると加速し一気に突き抜けました。
勝ちタイム1.34.9&上がり3F33.3は優秀で好内容での勝利!調教での動きの良さをレースでも
活かしました。
福永厩舎初の2歳戦勝利となったこの馬は大物候補として期待!福永厩舎初のクラシックを目指します。口向き等の課題もあるので、それを克服し重賞で結果出せるか!?

ミリオンローズ

続いてはミリオンローズになります。
この馬はPOGの大物候補として早くから注目を集めていました。

ミリオンローズ父スワーヴリチャード、母マンビアという血統。
母は欧州芝重賞を制覇した実績がありますし、日本で送り出した産駒も成績を残しています。
特に半姉サンテローズ(父ハーツクライ)は芝中距離で4勝を挙げています。

そんなこの馬は通算2戦1勝、前走はクローバー賞で1倍台の人気を背負いましたが、2着。
クローバー賞 振り返り(YouTubeへ飛びます)
道中は先団追走、直線先に抜け出し伸びたが勝ち馬ニタモノドウシの圧巻の末脚に屈する形と
なりました。
前走は悔しい競馬となりましたが、新馬戦は優秀な末脚で見事勝利しています。
ミリオンローズ 新馬分析
加速ラップの末脚比べを制して、後に未勝利を圧勝するエンブロイダリー&クライスレリアーナを
破っています。
前走は条件も合わなかった印象。新馬V舞台に戻り巻き返し狙う!
前走見せた気性面の不安は解消できるかは注目!

ニシノラヴァンダ

続いてはニシノラヴァンダになります。
この馬は重賞好走があり、実績は最上位となります。

ニシノラヴァンダは父サトノアラジン、母ブルージャという血統。
母はアルゼンチン重賞を制覇した実績があります。
また産駒も半兄エルゲルージ(父ドゥラメンテ)はダートで4勝しOP入りを果たしています。

そんなこの馬は通算2戦1勝、前走は函館2歳Sで2着好走しました。
函館2歳S 振り返り(YouTubeへ飛びます)
好スタートから逃げの競馬で最後まで見せ場を作ったがサトノカルナバルに捉えられた。
新馬戦は逃げの競馬かつ上がり上位の脚で後続を突き放し、好タイムで勝利しました。
逃げの競馬は武器!他馬が差しに構えるところを出し抜きサトノアラジン産駒重賞初制覇なるか。

ブラックルビー

続いてはブラックルビーになります。
この馬も注目度は低いですが、良血牝馬となっています。

ブラックルビーは父キズナ、母メジロスプレンダーという血統。
母は芝1800で2勝、叔父に重賞4勝&菊花賞2着のサトノノブレスがいる良血となっています。
また半兄ダノンスプレンダー(父ロードカナロア)はダート中距離6勝を挙げています。

そんなこの馬は通算1戦1勝、前走は福島芝1800の新馬を快勝しました。
ブラックルビー 新馬分析(YouTubeへ飛びます)
道中は先団を追走。直線早めに抜け出して後続を完封しました。
1.50.8という好タイムでの快勝で能力の高さを見せたといえそうです、
こちらもショウナンザナドゥ同様キズナ産駒の期待馬!中距離向きの印象だがマイルでどうか!?

クライスレリアーナ

最後はクライスレリアーナになります。
この馬は出走確定していないですが、出てきたら注目の存在だと思います。

クライスレリアーナは父サートゥルナーリア、母シユーマという血統。
母は欧米G1 2勝という名牝。
また半兄ブレステイキング&ヘリファルテ(いずれも父ディープインパクト)は芝中距離で4勝を
挙げています。
期待の新種牡馬の産駒かつ母も実績馬、木村厩舎ということもありデビュー前から
期待されていました。

そんなこの馬は通算2戦1勝、前走は新潟芝1800の未勝利を圧勝しました。
クライスレリアーナ 新馬分析
道中は番手を追走。直線途中で先頭に立ち後続を完封しました。
エンブロイダリーのレコードが圧巻でかすんでしまいますが、こちらも超好タイムで
勝利をしています。
また新馬はミリオンローズの3着でしたが、着差もわずかですし、レース前に蕁麻疹を発症し、
体調も万全ではない中善戦したのはむしろ能力の高さといえるでしょう。
具体的な情報ないがアルテミスは視野に入っているか 出てくれば楽しみ!

まとめ

今回はサウジアラビアRCとアルテミスSの注目出走馬を見てきました。
サウジアラビアはアルレッキーノ、アルテミスはショウナンザナドゥに特に注目と考えています。

少しでも秋競馬が楽しみなれば幸いです。
今後もYouTubeやブログで2歳戦を取り上げていきますので、よろしくお願いいたします。

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