きさらぎ賞とは?今年の注目ポイント
G1への登竜門・きさらぎ賞とは?
2月9日に行われる きさらぎ賞(G3・京都芝1800m) は、クラシック戦線を占う重要な一戦です。
例年、皐月賞やダービーへの足がかりとなるレース であり、新馬・未勝利を勝ち上がった素質馬がG1実績馬とぶつかる構図が魅力です。
近年の勝ち馬を振り返ると、2016年のサトノダイヤモンド(のちの菊花賞・有馬記念制覇) など、後のG1馬も輩出。
ただし、「G1直結度」で見ると、同時期に行われる 共同通信杯(ジャスティスミラノ・エフフォーリアなどG1馬を多数輩出) のほうが高いというデータもあります。
では、2025年のきさらぎ賞はどうなるのか?
注目ポイントを整理していきましょう!
2025年の注目ポイント

1. 今年は牝馬が4頭参戦!ルージュバック以来の快挙なるか?
例年、きさらぎ賞は牡馬のクラシック候補が集うレースですが、今年は 牝馬4頭が出走予定。
これは 2015年のルージュバック以来の快挙 となる可能性があります。
ルージュバックは 牝馬ながら圧倒的なパフォーマンスで勝利 し、その後オークス2着、重賞を多数制覇。
今年も ウォーターガーベラ、エリカアンティーヴ、リンクスティップなどの牝馬が出走予定 で、「牡馬vs 牝馬」の構図に注目が集まります。
2. 2024年の2歳王者・クロワデュノールに迫った馬が出走!
昨年のホープフルSを圧勝し、「クラシックの主役」と目される クロワデュノール(父キタサンブラック)。
そのクロワデュノールに 最も迫った馬・サトノシャイニング が、きさらぎ賞に出走します。
サトノシャイニングは、東京スポーツ杯2歳S(G2)で クロワデュノールに0.1秒差の2着。
あのパフォーマンスを見せた実力馬が、関西の舞台でどんな走りを見せるのか要注目です。
3. 実績馬 vs 素質馬!真のクラシック候補は誰?
きさらぎ賞の特徴として、すでに重賞・G1で実績を残した馬と、新馬・未勝利を勝ったばかりの素質馬が対決する構図 があります。
2025年の出走馬で言えば、
- 実績馬 → サトノシャイニング(東スポ杯2着)、ランスオブカオス(朝日杯3着)、ミニトランザット(京成杯3着)
- 素質馬 → ショウヘイ(未勝利圧勝)、リンクスティップ(牝馬ながら2000m未勝利勝ち)
「すでに結果を出している組 vs 素質だけでどこまで通用するのか?」
この構図が、きさらぎ賞の大きな見どころとなります。
近年の傾向分析 & データ検証
きさらぎ賞はクラシックに直結するのか?
クラシックに向けた登竜門としての役割を担うきさらぎ賞ですが、
「実際にこのレースの勝ち馬はG1で活躍できているのか?」 という疑問を持つ競馬ファンも多いでしょう。
実際、京都開催のきさらぎ賞の過去5年の勝ち馬を振り返ると、
「皐月賞・ダービーの主役となる馬は意外と少ない」 というデータがあります。

→ 「クラシック直結度はそこまで高くない」 ということが分かります。
近年の勝ち馬は 皐月賞・ダービーで大敗するケースが多い ですが、
例外は2016年のサトノダイヤモンドと2015年のルージュバック(牝馬)。
この2頭はいずれもきさらぎ賞で快勝。つまり、「きさらぎ賞で圧倒的な勝ち方をする馬が出た場合、クラシックでも期待できる」 という傾向があります。
距離ローテ別の成績:前走1600m組が強い!
きさらぎ賞に出走する馬は、前走の距離が 1400m・1600m・1800m・2000m の3パターンに分かれます。
京都開催過去5年のデータを基に、どのローテが最も勝ちやすいのかを検証します。

最も相性が良いのは 前走1600m組!近5年で3勝をあげています!
シンザン記念や朝日杯からの転戦組が 高確率で好走 しています。
→ 2025年の出走馬では、
- 朝日杯3着のランスオブカオス(1600m組)
- 京成杯3着のミニトランザット(2000m組)
がデータ的に有利な傾向にあると言えます。
キャリア別の成績:2戦の馬は勝ち切れない?
クラシック戦線に向けた3歳戦では、素質馬 vs 実績馬 の戦いが注目されます。
では、キャリアの浅い馬(2戦以内)と、キャリアのある馬(4戦以上)では、どちらが有利なのか?

→ キャリア2戦の馬は好走するが、勝ち切れない傾向 がある!
逆に キャリア4戦以上の馬は安定感があり、勝率も高い というデータに。
2025年の出走予定馬で見ると、
- ショウヘイ(キャリア2戦)
- ランスオブカオス(キャリア2戦)
- サトノシャイニング(キャリア2戦)
- リンクスティップ(キャリア2戦)
これらの馬がキャリアが浅い馬!一方ジェットマグナムやウォーターガーベラはキャリア豊富です!
2.3歳戦はキャリア浅い素質馬が強い傾向があるのでこれは特徴的ですね。
4角位置 & 上がり順位別の傾向
「きさらぎ賞は差しが決まりやすいのか? それとも前残りしやすいのか?」
データを基に、4角位置別・上がり順位別の成績を分析します。

- 基本的に 4角4番手以内の先行馬が圧倒的に有利!
- 昨年は追い込み決まったがあれはハイペースの特殊な例だった。
また上がり3Fの速い馬が好走しやすい のもポイント。
「前付け+決め手のある馬」が強いレースであることが分かります。
→ 2025年の出走予定馬では、
- 先行力があるショウヘイ、サトノシャイニングが好走しやすい
- 差しタイプのミニトランザットは展開待ち
という傾向になりそうですね。
データ分析まとめ
- きさらぎ賞のクラシック直結度は低め(ただし圧勝すれば例外あり)
- 1600m組が強い → ランスオブカオスが該当
- キャリア2戦は勝利無し → ショウヘイやサトノシャイニングなど多くが該当
- 先行馬が有利 → サトノシャイニング、ショウヘイにプラス材料
2025年きさらぎ賞の注目馬

きさらぎ賞は、クラシック戦線に向けた重要な一戦。
今年は G1・重賞実績馬 と 素質馬 がぶつかる構図となり、例年以上にレベルの高いメンバーが揃いました。
ここでは、特に注目の5頭 を詳しく分析していきます!
サトノシャイニング|クロワデュノールに最も迫った実力馬!

血統|デビュー2戦で世代トップ級の実力を証明!
サトノシャイニングは、クラシック戦線でも注目される存在! これまでのレース内容を見ても、世代トップクラスの実力があるのは間違いない ですね。父は キズナ、母はアルゼンチンG1馬の スイーティガール という血統で、スタミナと瞬発力を兼ね備えたタイプ です。

戦績|デビュー2戦で世代トップ級の実力を証明!
デビュー戦は 中京芝2000mの新馬戦。この時は 3番手からレースを進め、直線で楽に抜け出しての完勝! 新馬戦としてはかなり優秀な内容でした。上がり3Fも 33.7秒 と速く、能力の高さを見せつけたレースでしたね!
そして、2戦目の東京スポーツ杯2歳S(G2)。ここでは クロワデュノール相手に堂々と勝負! レッドキングリーが行きそうな所を制してサトノシャイニングはハナを主張。最後の直線では しっかりと伸びて、最後はクロワデュノールに差されたものの僅差の2着!
この時のタイムは 1分46秒9(上がり3F 33.5秒)。東京の高速馬場にしっかり対応できるスピードと持続力を証明しました!
今回の見どころ|初の右回り&京都コースはどうか?
ここまでの2戦はどちらも 左回り(中京・東京)。つまり、今回の 京都芝1800mは初の右回り になります!ここが最大のポイントですね!
また、これまで 広いコースでのびのび走る競馬 をしてきましたが、京都ではどうなのか? その点も試されることになりそうです!
そして、これまでの2戦は どちらも「前々の競馬」からの抜け出し! 先行力があって、さらに速い上がりも使えるというタイプですね。きさらぎ賞は「先行+瞬発力」の馬が強いレースなので、この馬にとっては条件がピッタリ!
ここで勝てば、クラシックに向けて一気に主役級の存在に! 逆に、右回りで戸惑うようなことがあれば、「ダービー向きの馬」なのかもしれません! そのあたりも含めて注目したいですね!
ショウヘイ|サートゥルナーリア産駒の大物候補!
ショウヘイは、デビューから2戦続けて好走し、素質の高さを証明している1頭! これまでのレースを見ると、きさらぎ賞の舞台はピッタリ! ここで結果を出せば、一気にクラシック戦線の主役に躍り出る可能性がありますね!
新種牡馬 サートゥルナーリア の産駒ということもあって、どこまで大物なのか? という視点でも注目を集めそうです!
血統|サートゥルナーリアの良血馬!

父は サートゥルナーリア。皐月賞とホープフルSを制覇した名馬! 父ロードカナロアでしたが、中距離向きのイメージが強い馬 でしたね。
そして、母のオーロトランジェ は未勝利ですが、祖母が オークス&秋華賞を制したミッキークイーン! つまり、母系は超一流の牝系! これは期待せずにはいられません!
父サートゥルナーリア×母父オルフェーヴルの血統構成 なので、1800くらいがベストなタイプ に仕上がっている可能性が高いですね!
戦績|新馬戦2着からの未勝利圧勝!京都芝1800mで2戦経験!

デビュー戦は 京都芝1800mの新馬戦。この時は 1番人気 に推され、かなり期待を集めていました! スタートは悪くなかったものの、前半は 折り合いをつけながらの追走。そして、4コーナーで先頭に立ち、直線でも しっかりとした末脚を使って2着!
ただ、このレースは勝った マディソンガール(牝馬)が強すぎた んですよね! スローな展開から 上がり32.9秒 というとんでもない脚を使われてしまい、ショウヘイはしっかり走ったものの最後は交わされた… という内容でした。
しかし、2戦目の未勝利戦では 一変! 京都芝1800mで 今度はしっかり勝ち切る競馬!
レース内容を振り返ると、
- 序盤からしっかりと先行
- 道中もスムーズな追走!
- 直線で仕掛けると一気に突き放し、上がり最速で圧勝!
これは 完全にクラシック候補級の勝ち方! でしたね。
今回の見どころ|重賞級の力があるのか?世代トップクラスと戦えるか?
ショウヘイにとって、今回のきさらぎ賞は「真の実力が試される一戦」 になりそうです! ここまでは 強い内容で2戦してきましたが、まだオープン馬との対戦経験がありません!
特に今回は、
- クロワデュノールに迫ったサトノシャイニング!
- G1朝日杯で3着のランスオブカオス!
- 京成杯3着のミニトランザット!
といった 世代上位の実績馬たち が相手になります!
とはいえ、この馬の強みは すでに京都芝1800mで2戦していること!
しかも、どちらのレースでも しっかりと末脚を使えている ので、コース適性は問題なさそうです!
また、きさらぎ賞は「先行+瞬発力型」が有利なレース!
ショウヘイの競馬スタイルは まさにピッタリ!
ここで勝つようなら、間違いなくクラシック級の逸材! 逆に負けるようなら、「もう少し成長が必要なタイプ」なのかもしれません!
サートゥルナーリア産駒の初重賞制覇なるか!? これは楽しみな一戦になりそうです!
ランスオブカオス|朝日杯3着の実績は本物?
ランスオブカオスは、前走のG1朝日杯フューチュリティステークス(以下、朝日杯)で3着に好走した実力馬!
新馬戦を勝った直後に、いきなりG1の大舞台に挑戦し、上位争いを演じました。
ここまでのキャリアを見ても、ポテンシャルはかなり高い馬! 1800mへの距離延長がどう影響するかが注目ポイントになりそうです!
血統|シルバーステート産駒の大器!

父は シルバーステート。現役時代は 5戦4勝 で、故障さえなければ間違いなくG1級だったと言われる名馬です!
産駒には G1善戦のウォーターナビレラ などがいて、芝の1600~2000向きのタイプが多い印象ですね。
母 ハイドランは芝の中距離で2勝を挙げた馬。しかも、どちらも逃げ切り勝ち!
父・母ともに スピード能力に秀でた血統構成 なので、ランスオブカオスも 瞬発力勝負に強いタイプ! というのが血統から見えてきます!
戦績|新馬戦快勝→朝日杯3着!

デビュー戦は 京都芝1400mの新馬戦。ここでは 後方から一気に差し切る強い競馬!
最後の直線で大外に持ち出すと、上がり最速の末脚(33.6秒)で一気に突き抜けて完勝!
距離の余裕もありそうな勝ち方で、「これは重賞でもやれるかも?」という期待感を抱かせる内容でした!
そして、2戦目で いきなりG1の朝日杯に挑戦!
当然、相手関係は一気に強くなりましたが、それでもしっかりと3着に食い込みました!
- 道中は後方待機!
- 直線では馬群をさばいて差してきた!
- 勝ち馬(アドマイヤズーム)には突き放されたものの、3着争いをしっかり制した!
この内容を見ると、まだまだ成長途上の段階でG1でも通用する脚を見せた という印象ですね!
今回の見どころ|距離延長&先行策がカギを握る!
ここまでの2戦を見ると、「後方からの差し馬」 という競馬スタイルでした。
そして、今回は 1600mから1800mへの距離延長! これがどう影響するのかがポイントになりそうです!
朝日杯で見せた 「終いの脚」 を考えれば、距離が延びても対応できる可能性は十分!
むしろ、G1のハイペースよりも、きさらぎ賞の少し落ち着いた流れの方が向いているかもしれません!
そして、きさらぎ賞は 「先行+瞬発力型」が強いレース!
ランスオブカオスは、これまで 後方からの競馬 でしたが、今回は 距離延長を意識して前目のポジションを取る可能性も!
- 「スピードタイプ」なのか?
- 「中距離適性があるのか?」
このレースで、その適性がはっきりしてきそうですね!
ここで勝つようなら、皐月賞・ダービー戦線でも大注目の存在に!
逆に、距離が長すぎるようなら、NHKマイルC(芝1600m)に路線変更する可能性もありそうです!
果たして、G1実績馬としての貫禄を見せるのか?それとも新たな課題が浮き彫りになるのか?
ランスオブカオスの走りには大注目です!
ミニトランザット|京成杯3着の実力は本物!?
ミニトランザットは、前走の京成杯(G3)で3着に好走し、実力を証明した一頭!
デビュー戦のスロー逃げ切り勝ちとは打って変わって、京成杯では 後方から鋭い末脚を繰り出し、最後は勝ち馬に迫る3着!
この馬の持ち味は 上がり最速を叩き出せる瞬発力! 京都芝1800mの舞台で、その切れ味が発揮されるかがポイントになりそうです!
血統|全姉はフェアリーS勝ち馬!

父は エピファネイア。皐月賞・ダービーで2着、そしてジャパンカップを圧勝した名馬!
産駒には デアリングタクト(牝馬三冠)、エフフォーリア(皐月賞・天皇賞秋) などがいて、クラシック路線に強い血統 です!
母は イチオクノホシ。名前のインパクトも強いですが、競走馬としても優秀!
牝馬重賞2着2回で 、高いレベルで活躍しました!
さらに、全姉はフェアリーSを制覇したイフェイオン!
この血統背景を見ると、「中距離向きのエピファネイア産駒」とは少し違って、マイルのタイプ という印象ですね!
戦績|京成杯では上がり最速で3着!

デビュー戦は 京都芝1600mの新馬戦!
ここでは 逃げの手を打ち、そのままスローペースに持ち込んでの押し切り勝ち!
最初の印象としては、「逃げ馬なのかな?」というイメージでしたね。
しかし、2戦目の 京成杯(G3・2000m) では一変!
スタートが決まらず、道中は後方からの競馬になりましたが、直線でグングン加速し、最後は上がり最速の脚で3着に食い込みました!
- 勝ち馬とはわずか0.1秒差!
- しかも、2000mの距離延長でいきなり重賞で好走!
この内容を見ると、素質の高さは間違いなし! まだまだ伸びしろのある一頭ですね!
今回の見どころ|ポテンシャルはG1級?重賞制覇なるか!
ミニトランザットにとって、今回のレースはかなり重要!
前走の京成杯で 重賞級のポテンシャルがあるのは証明済み!
問題は、きさらぎ賞の舞台(京都芝1800m)で、その強みを発揮できるか? という点です!
この馬の最大の強みは 末脚の爆発力!
前走の京成杯でも 上がり最速の34.9秒を記録! きさらぎ賞でも 後方から一気に差し切る競馬ができるか? がカギを握ります!
ただ、ここで少し気になるのが 「位置取り」。
きさらぎ賞は 「先行+瞬発力」が有利なレース!
この馬は スタートがそこまで速くなく、後方待機の形になることが多い ので、前残りの展開になると厳しいかもしれません。
逆に、ペースが流れれば、直線で一気に突っ込んでくる可能性も!
前走のように スムーズに捌ければ、重賞制覇も十分ある! というタイプですね!
「位置取りが決まれば勝ち負け!」
そんな魅力を持った1頭なので、レース展開にも注目したいですね!
リンクスティップ|ルージュバック以来の歴史的快挙なるか!
リンクスティップは、牝馬ながらきさらぎ賞に挑戦する注目の1頭!
きさらぎ賞は基本的に牡馬が中心のレースですが、過去には ルージュバックが牝馬として勝利(2015年)!
あの時のように、牡馬相手に堂々と勝ち切ることができるのか? ここは大きな見どころになりそうですね!
これまでのレースを見ると、しっかりとスタミナがあり、2000mでも強い競馬!
今回、1800mへの距離短縮がどう影響するのかもポイントになりそうです!
血統|キタサンブラックのスタミナ配合!

父は キタサンブラック。言わずと知れた 中長距離王者!
産駒には ソールオリエンス(皐月賞馬)やイクイノックス(年度代表馬) など、クラシック戦線で活躍する馬が続々と誕生しています!
母 ダンスウィズキトゥン はアメリカ生まれの牝馬で、芝1800m~2000mを得意としたタイプ!
その母系には、アメリカで芝G1を連覇した名馬もいるという良血です!
キタサンブラック産駒らしく、タフな競馬に強いタイプ!
ここまでの戦績を見ると、2000mを経験しているのもプラスになりそうですね!
戦績|新馬戦2着→未勝利戦で完勝!牡馬相手でも強い競馬!

デビュー戦は 京都芝2000mの新馬戦!
ここではスタートが決まらず、後方からの競馬になりましたが、最後は一気にまくって勝ち馬と差のない2着!
この時の勝ち馬 ミッキーゴールド はその後 若駒Sでも好走 している実力馬!
それを考えれば、デビュー戦からかなりレベルの高い競馬をしていた と言えます!
そして、2戦目の未勝利戦では圧巻の内容!
京都芝2000mで、今回はしっかりとスタートを決めて、前目のポジションから 上がり最速で抜け出して快勝!
この時の勝ちタイム 2.00.8 も優秀で、「これはオープンクラスでもやれる!」と思わせる内容でした!
今回の見どころ|牡馬相手に通用するのか?距離短縮はプラス?
リンクスティップにとって、今回のきさらぎ賞は大きな挑戦!
牝馬がきさらぎ賞を勝てば、2015年のルージュバック以来の快挙! これはかなり注目度が高いですね!
ただ、ここでのカギは 「牡馬相手に通用するのか?」 という点。
これまでの2戦は 牝馬限定戦ではなく、牡馬相手のレースでしっかり戦えている!
そういう意味では、牝馬だからといって見劣りすることはないはず!
そして、もうひとつのポイントは 距離短縮がどう影響するか? ですね!
ここまで 2000mで好走 してきた馬なので、「1800mの方がいいのか、それとも長い方がいいのか?」は今回のレースで見えてきそうです!
- タフな流れになれば、キタサンブラック産駒らしい粘り強さが活きる!
- スローなら、上がり勝負でどこまで対応できるか?
これまでのレース内容を見ると、持続力のあるタイプなので、1800mでも十分対応できそう!
あとは 牡馬の有力馬たちとどこまで戦えるか? がポイントになりそうです!
ここで勝つようなら、オークスではなく皐月賞に挑戦!というローテもあり得る!?
そういった意味でも、クラシックを占う上で重要な一戦になりそうですね!
きさらぎ賞の見どころ & まとめ
いよいよ注目のきさらぎ賞2025が迫ってきました!
ここまで、サトノシャイニング・ショウヘイ・ランスオブカオス・ミニトランザット・リンクスティップ の5頭について詳しく見てきましたが、改めてこのレースのポイントを整理しておきましょう!
見どころ①:牡馬 vs 牝馬!ルージュバック以来の快挙なるか?
今年のきさらぎ賞は、なんと牝馬3頭が出走予定!
過去にこのレースで牝馬が勝ったのは、2015年のルージュバックのみ!
つまり、牝馬が勝てば10年ぶりの快挙!
中でもリンクスティップは、牡馬相手の2000m戦でしっかりと結果を残してきた馬!
ここで勝つようなら、オークスはもちろん、皐月賞路線へ向かう可能性も!?
一方、牡馬勢も強力!
サトノシャイニングやショウヘイ、ランスオブカオスといったクラシック戦線を狙う有力馬たちが集結!
果たして、牝馬が牡馬を撃破する歴史的瞬間は訪れるのか?
見どころ②:実績馬 vs 素質馬!クラシック級の大物は誰だ?
きさらぎ賞は、G1・重賞実績を持つ馬と、新馬・未勝利を勝ち上がった素質馬が激突するレース!
2025年の出走馬で言えば、
✅ 実績馬
- サトノシャイニング(東スポ杯2着 → クロワデュノールに0.1秒差!)
- ランスオブカオス(朝日杯3着 → G1実績あり!)
- ミニトランザット(京成杯3着 → 末脚炸裂!)
✅ 素質馬
- ショウヘイ(サートゥルナーリア産駒!京都芝1800mで2戦2連対!)
- リンクスティップ(キタサンブラック産駒の牝馬!2000m勝ち!)
これまで結果を残してきた「実績馬」か? それとも未知の魅力を秘めた「素質馬」か?
どちらが強いのかを決める戦いになります!
見どころ③:データ的に狙えるのはどの馬?
過去のデータから、きさらぎ賞で好走しやすい馬の条件を整理すると…
✅ 前走1600m組が好成績!
→ ランスオブカオス(朝日杯組)はデータ的にプラス!
✅ キャリア4戦以上の馬もやれる!
→ ウォーターガーベラ&ジェットマグナムも侮れない
✅ 先行+瞬発力の馬が有利!
→ サトノシャイニング、ショウヘイは適性バッチリ!
データ的には、ランスオブカオス・サトノシャイニング・ショウヘイの3頭が好走しやすい条件に当てはまる!
ただし、展開次第ではミニトランザットの豪脚も炸裂するかも!?
まとめ:クラシックへの登竜門となるか!?
きさらぎ賞は、G1に直結するかどうかはその年のレベル次第!
ただし、「圧倒的な勝ち方をする馬」が現れれば、クラシック級の大物である可能性が高い!
特に、サトノシャイニングがクロワデュノールに迫った実力をここで見せるのか?
ショウヘイやランスオブカオスが世代トップクラスの力を証明するのか?
そして、リンクスティップがルージュバック以来の牝馬Vを達成できるのか?
今年のきさらぎ賞は、どの馬がクラシックの主役に名乗りを上げるのかを決める大事なレース!
果たして、どんな結果になるのか、今から楽しみですね!
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