共同通信杯2025 データと有力馬分析!
2/16は共同通信杯!毎年注目される超重要レースです!
2025年の共同通信杯は、例年以上に注目を集めるメンバーが揃いました!
ここで賞金加算を果たし、皐月賞・ダービーへ向けて主役の座を掴むのはどの馬なのか?
近年、ジャスティンミラノ・エフフォーリアなどG1馬を輩出している超重要な前哨戦であり、
今年もその後のクラシックを占う上で見逃せないレースになりそうです!
この記事では、共同通信杯の過去の傾向&データ分析を行い、
さらに2025年の有力馬たちを詳しく解説していきます。
このレースの見どころを徹底的に掘り下げていきますので、ぜひ最後までご覧ください!
G1につながる重要前哨戦!共同通信杯とは?
共同通信杯(G3・東京芝1800m)は、クラシック路線において最も重要な前哨戦の一つです。
特に近年は皐月賞・ダービーへ直結するレースとしての価値が急上昇しており、
勝ち馬がその後のG1戦線で活躍するケースが続いています。
過去の勝ち馬のG1実績

近年の勝ち馬を振り返ると、その後のクラシック戦線で活躍した馬が多数います。
- 2024年 ジャスティンミラノ → 皐月賞制覇・ダービー2着
- 2023年 ファントムシーフ → 皐月賞3着・ダービー8着
- 2021年 エフフォーリア → 皐月賞1着・ダービー2着・天皇賞(秋)制覇
ジャスティンミラノやエフフォーリアのように、共同通信杯を勝った馬が皐月賞で上位人気に支持されることも珍しくありません。
また、東京芝1800mというコースの特性から「ダービー向きの馬が浮上しやすい」レースでもあります。
共同通信杯の重要性が高まる理由
近年、クラシック戦線では「間隔を空けたローテーション」が主流になっています。
そのため、皐月賞の前哨戦として最適なタイミング(約2ヶ月前)に行われる共同通信杯の価値が上昇。
ここを勝てば、余裕を持って皐月賞へ向かうことができるため、「本気でG1を狙う陣営が勝負をかけるレース」になりつつあります。
また、東京芝1800mはダービーと同じ左回りのコースであり、「ダービーへの適性を測る試金石」としても評価されています。
共同通信杯の上位馬が皐月賞のみならずダービーでも好走するのは、「東京コースでのパフォーマンスが直結する」ためと言えるでしょう。
2025年の共同通信杯はどうなる?

今年の共同通信杯も、注目の素質馬たちが集結しています。
少頭数ながら、重賞好走馬・良血の新星・G1大敗からの巻き返し組など、
多彩なメンバーが揃っており、例年以上にハイレベルなレースになりそうです!
データ分析!どんな馬が有利?
共同通信杯は、少頭数になりやすい一方で、傾向がはっきりしているレースです。
ここでは、過去5年のデータをもとに「どんな馬が有利なのか?」を分析していきます!
【距離別成績】 前走2000m組が圧倒!

過去5年の勝ち馬を見ると、前走2000mの馬が全勝(5勝)となっています。
▼ 前走距離別の成績(過去5年)
- 前走2000m組 →【5-2-2-15】勝率20.8%、複勝率37.5%
- 前走1800m組 →【0-1-2-6】勝率0%、複勝率33.3%
- 前走1600m組 →【0-2-1-17】勝率0%、複勝率15.0%
→ 前走2000mからの距離短縮組が主役!
これは「皐月賞を見据えた馬がここを狙うケースが多い」ことが要因でしょう。
今年の出走予定馬では、ネブラディスクなどが2000m組に該当。
このデータに当てはまる馬は、やはり有力候補になりそうです。
【前走着順】 5着以内が必須!
共同通信杯で馬券に絡んだ15頭のうち、14頭は前走5着以内でした。
唯一の例外は2024年の3着馬パワーホール(前走京都2歳S12着)だけ。
これも逃げ残りかつ3着までですから例外といえるでしょう。
前走大敗からの巻き返しは極めて厳しい!
これは2.3歳戦全体のあるあるなのでこのレースに限らず覚えておきましょう。
今年の出走予定馬で前走好走しているのは、ネブラディスク・リトルジャイアンツなど。
逆に、前走ホープフルSで11着だったマスカレードボールは巻き返せるか?
ここが一つの焦点になりそうです。
【人気別成績】 1番人気の信頼度は低め!?
意外にも、過去5年で1番人気は未勝利!
▼ 共同通信杯の人気別成績(過去5年)
- 1番人気 →【0-2-1-2】勝率0%、複勝率60%
- 2番人気 →【0-0-2-3】勝率0%、複勝率40%
- 3~5番人気 →【5-2-0-8】勝率33.3%、複勝率46.7%
- 6番人気以下 →【0-1-2-26】勝率0%、複勝率10.3%
→ 勝ち馬は3.4番人気から出ることが多い!
昨年のジャンタルマンタルなどG1実績馬や重賞経験馬が1人気に支持をされる。
ただそれを新馬や1勝Cから来た素質馬が打ち破るというケースが多いです。
今年もマスカレードボールが1人気になるようだと同様のパターンもあるかもしれません。
(私はPOGで指名しているのでマスカレードボールに勝ってほしいですが笑)
今年も1番人気が「絶対」とは言えず、2~4番人気の馬にもチャンスがありそうです。
◆【脚質傾向】 先行+上がり上位の馬が強い!
共同通信杯では、先行して上がり上位の足を使える馬が有利です。

▼ 共同通信杯の脚質別成績(過去5年)
- 逃げ・先行(4角5番手以内) →【5-5-3-14】勝率18.5%、複勝率48.1%
- 差し(4角6番手以降) →【0-0-2-25】勝率0.0%、複勝率7.4%
→ 基本的には前目につけた馬が圧倒的優勢!
ただし、前に行くだけではダメなケースが多いです。
実際1着馬の多くは上がり最速。
すっと先団につけペース落ち着いたところで息を入れて、直線脚使える馬が好相性です。
これは毎年頭数少なくペースが落ちつくことも影響していますね。
今年のメンバーで言えば、
- 前目につけられるのはレッドキングリー
- 差しに回るのはカラマティアノスやリトルジャイアンツ
前有利のレースなので、差し馬が届くかどうかがポイントになりそうです。
◆ まとめ:2025年の共同通信杯で狙いたい馬の条件
✅ 前走2000m組(特に5着以内)
✅ 2~4番人気の馬(1番人気の勝率は低め)
✅ 先行して上がり上位の脚を使える馬
今年のメンバーでは、ネブラディスク・レッドキングリーあたりが該当。
果たして、2025年のクラシックに向けて主役の座を掴むのはどの馬なのか?
2025年の有力馬を徹底解説!
それでは、2025年の共同通信杯に出走予定の有力馬を解説していきます!
各馬の血統・戦績・強みと不安要素を整理しながら見ていきましょう。
① マスカレードボール


✅ 強み
- JRA POG指名者1万人超えの注目馬!
- 東京芝1800mで圧巻のパフォーマンス(アイビーステークス勝利)
- 父ドゥラメンテの最終世代で期待大!
✅ 不安要素
- 前走ホープフルS 11着と大敗(巻き返せるか?)
- 過去5年で前走6着以下からの勝利はなし
- 展開が向かないと差し届かない可能性あり
前走のホープフルSでは全く見せ場なく敗退しましたが、中山よりも東京向きなのは明らか。
ここで巻き返せれば、皐月賞・ダービー戦線に戻ってくる可能性も!
② カラマティアノス


✅ 強み
- 現在2連勝中の勢いのある馬!
- 4戦中3戦で上がり最速をマークする末脚
- 母系はサトノフラッグ・サトノレイナスを輩出
✅ 不安要素
- キャリア4戦以上の馬は勝率が低め
- 差しに構えすぎると届かないリスク
これまでのレースでは後方からの競馬が中心ですが、
共同通信杯は前目につけられる馬が有利という傾向があり、
差し届くかどうかがポイントになりそうです。
③ ネブラディスク


✅ 強み
- リスグラシューの弟という超良血馬!
- 前走の新馬戦で圧巻のパフォーマンス
- 共同通信杯で強い「前走2000m組」に該当
✅ 不安要素
- 前走448kgと馬体が軽め(過去の勝ち馬は500kg前後が多い)
- 新馬戦の相手関係が微妙(レベルが低かった可能性あり)
デビュー戦では抜群の切れ味を見せて圧勝しましたが、
新馬戦のレベルが高かったかどうかはまだ不明。
また、馬体の成長がどこまで進んでいるかもポイントになります。
④ リトルジャイアンツ


✅ 強み
- 東京芝2000mで1分58秒台の破格タイム!
- 前走の一勝クラスでほぼ最後方から差し切り勝利!
- 横山武史騎手の積極的な騎乗に期待!
✅ 不安要素
- 差し馬なので展開次第で届かない可能性あり
- 前走からのローテーションがややタイト(疲労の影響は?)
この馬はとにかく末脚が強力ですが、
共同通信杯の傾向的に「前に行ける馬が有利」なのが不安要素。
ただ、横山典弘騎手がどう乗るかによっては好勝負になる可能性もあります。
⑤ レッドキングリー


✅ 強み
- 先行して好走実績あり
- 東京芝2000mで勝利経験あり!
- 東スポ杯3着の実績
✅ 不安要素
- 気性にやや難があり、折り合いがカギ
- 前走は1着馬に0.3秒差をつけられた
前走の東京スポーツ杯では3着と好走。
1着クロワデュノール、2着サトノシャイニングも成績を残しておりこの馬も期待です!
また、折り合いに不安があるタイプなので、スムーズな競馬ができるかが鍵になりそうです。
⑥ サトノカルナバル


✅ 強み
- 函館2歳Sを勝った超良血馬!
- 短距離戦でのスピードを活かせるか?
- 中距離適性がある可能性も?(母系は2000m向き)
✅ 不安要素
- なぜ短距離馬が共同通信杯に?(路線変更の意図は?)
- 距離延長に適応できるかが未知数
この馬は短距離路線で実績を残してきただけに、
距離延長がどう影響するかが未知数です。
ただし、血統的には2000mまでこなせても不思議ではないため、
適性次第では大穴になる可能性も。
まとめ:2025年の共同通信杯 有力馬の注目ポイント
✅ 巻き返しに燃えるマスカレードボール(G1大敗からのリベンジなるか?)
✅ 東京向きのネブラディスク(リスグラシューの弟が重賞初挑戦)
✅ 勢いに乗るカラマティアノス(2連勝中の上がり最速馬)
✅ レッドキングリーの安定感(前走重賞3着の実績)
✅ 距離延長が鍵のサトノカルナバル(短距離路線からの挑戦)
今年の共同通信杯は、メンバーのレベルが非常に高く、混戦模様。
果たして、皐月賞・ダービーへ向けて主役の座を掴むのはどの馬か!?
まとめ&クラシック戦線への展望
2025年の共同通信杯は、例年以上にハイレベルなメンバーが揃いました。
過去の傾向を踏まえると、前走2000m組・先行力がある馬・上がり上位の脚を使える馬が有利。
✅ 注目ポイント
- マスカレードボールはG1大敗からの巻き返しなるか?
- ネブラディスクは超良血馬として重賞初挑戦!
- カラマティアノスの末脚は届くのか?
- 前走重賞3着のレッドキングリーの安定感
- 短距離路線から挑戦するサトノカルナバルの適性は?
共同通信杯の結果次第で、皐月賞・ダービーの勢力図が大きく変わる可能性があります!
果たして、今年のクラシック戦線をリードするのはどの馬か!?
このレースを見逃さず、未来のG1馬を見つけておきましょう!
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