新種牡馬ジャッジ完全版
今回は新種牡馬の産駒が活躍するか個人的にジャッジしていきます。
結論は上の表に記載しています。
特にサートゥルナーリアとアドマイヤマーズの産駒に期待をしています。
なぜこのような結論を出したかについてお話していきます。
2023年の新種牡馬振り返り
2024年の新種牡馬の活躍を占う上で2023年の新種牡馬の活躍を振り返っておきましょう。
現3歳世代が初年度産駒となる新種牡馬たちはスワーヴリチャード産駒の活躍が目立っています。
勝ち星で見るとニューイヤーズデイ、スワーヴリチャード、レイデオロ、ブリックスアンドモルタル、カリフォルニアクロームが20勝以上をあげています。
活躍している馬の特徴としてノーザンファーム生産の産駒が多い種牡馬が結果を出していると
いえます。
POG全体でもノーザンファーム生産は強いですが、ノーザンが目をつける馬は結果出すという見方が
できるかもしれません。
また種牡馬自身が2.3歳時に重賞を勝っているとさらに期待度上がるといえそうです。
2024年新種牡馬
以上を踏まえて改めて2024年の新種牡馬を見ていきましょう。
サートゥルナーリアはノーザン生産馬が37頭と抜けて多くなっています。
さらに自身も2.3歳時にG1制覇しており大本命といえそうです。
また、頭数は多くないもののノーザン生産割合が高いアドマイヤマーズ産駒も大注目!
S評価:サートゥルナーリア
ここからは上位と判断した種牡馬について詳細を見ていきましょう。
まずはサートゥルナーリア。
この馬は父ロードカナロア、母シーザリオという血統。
母はオークス&アメリカンオークス制覇し産駒も多数活躍しています。
中でも、半兄エピファネイア(父シンボリクリスエス)はG1 2勝+種牡馬として実績を残しています。
現役時代の成績を抜粋しました。
デビューから4連勝でホープフルSと皐月賞を制覇しています。
新馬は1600で勝利し2500の有馬記念で2着ということで距離適性はある程度幅広いか?
産駒はノーザン生産多数で自身も早熟性があり新種牡馬の大本命!!!
産駒はスピードタイプ多くなりそうです。
S評価:アドマイヤマーズ
続いてはアドマイヤマーズ。
本馬は父ダイワメジャー、母ヴィアメディチという血統。
母は欧州重賞を勝利しており、半兄フレッチア(父Dansili)は芝1400~1600で4勝しています。
現役時代には無敗の4連勝で2歳G1を制覇しています。
2歳6月にデビューし見事勝利と仕上がりの早さも持っています。
また3歳時は1800の共同通信杯&2000の皐月賞で善戦しており、産駒も2000ぐらいまでは
こなせそうです。
産駒数は62頭と多くないですがノーザン生産馬が21と多くなっており期待できそうです。
仕上がり早そうでPOG向きの種牡馬か!
A評価:ルヴァンスレーヴ
続いてはルヴァンスレーヴ。
本馬は父シンボリクリスエス、母マエストラーレという血統。
母はダート1800で4勝をあげています。
また、半弟キングスフィリア(父キングカメハメハ)はダートで3勝しています。
現役時代は無敗の3連勝で2歳G1を制覇し、3歳時にはG1を3連勝しました。
その後長期休養に入り、復帰後2戦するも好走できず引退となりました。
自身の活躍から考えると距離適性は1600~2000となりそうです。
産駒は芝でもやれる馬出てきそうですが基本はダートになりそうですし、頭数多く当たり引けるかが
カギとなりそうなためA評価としました。
A評価:ナダル
続いてはナダル。
ナダルは父Blame、母Ascending Angelという血統。
父はBCクラシックでゼニヤッタを破るなどダートで活躍をしました。
そして、父の日本での産駒はランドネが芝OPスイートピーSを制覇しています。
現役時代は3歳時に4戦4勝でG1制覇するもそのままm故障で引退となりました。
そのため成長曲線などは未知数といえそうです。
自身の勝利は1300~1800となっており、産駒も同様の距離で期待となりそうです。
芝でやれる産駒が出てくるかも注目ですが、基本はダートが主戦場か。
B評価:フィエールマン
最後はフィエールマン。
本馬は父ディープインパクト、母リュヌドールという血統。
母は伊芝G1を制覇しており、半弟(父オルフェーヴル)は芝中距離で3勝をあげています。
現役時代は3歳時に菊花賞を制覇しその後天皇賞(春)を連覇しています。
3歳時にG1制覇+ノーザン生産多く期待はできそうですが、デビューが3歳1月だったことと
長距離で活躍したことを鑑みると産駒も晩成型になる可能性もありB評価としました。
まとめ
今回は新種牡馬のジャッジをしてきました。
個人的にはサートゥルナーリア、アドマイヤマーズに期待をしています。
皆さんの注目の新種牡馬がいればぜひ教えてください。
ご覧いただきありがとうございました。
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