はじめに
今回はPOG24-25で結果を残すためのデータとそれに基づく戦略を見ていきたいと思います。
見ていくデータは他メディアでは重視されていないものになりますが、根拠を持ってお伝えを
していきます。
まずお伝えしたいのは今回重視するのは2.3歳のリーディングではなく各世代の賞金上位馬の
傾向であるということです。
他メディアではPOG戦略を立てる際に2.3歳のリーディングを参考にすることが多いと思います。
実際リーディングは全体の傾向を知る上では重要だと思いますがそれでは不十分だと感じています。POGは指名馬の賞金総額を稼ぐゲームです。
ということは賞金を稼ぐ馬を指名する必要があり、そのためには近年賞金を稼いでいる馬の傾向を知る必要があると考えています。
そこで今回は上記のようなデータをまとめてお伝えします。
上記は現3歳世代牡馬のNHKマイル週までの賞金上位30頭になります。
このように世代上位の賞金を稼いでいる馬をまとめその傾向を見ていき指名戦略に
役立てたいと思っています。
このデータを22~24年の3世代(計90頭)集計し傾向を分析します。
なお、見ていく項目は下記の通りになります。
- 種牡馬
- 生産者
- デビュー月、距離、場所
- 厩舎
特にデビュー距離や場所は他ではあまり注目されないデータですが、出走前日まで指名できるPOGが
多いので非常に重要なデータになると考えていますし、このデータはPOG初心者の方でもチェックできるところなのでぜひ参考にしていただければと思います。
牡馬:賞金上位馬のデータ(22~24年)
種牡馬
こちらは近3世代の賞金上位馬の種牡馬をまとめたデータになります。
まずキズナが最多の6頭を輩出しています。
特に24世代、現3歳世代から3頭と非常に勢いがある印象です。
また、ハーツクライ、ディープインパクトは上位に位置しているもののすでに産駒がいません。
この穴埋めるのはどの馬かという視点も大事になってきそうです。
そして、ドゥラメンテも5頭と多くの賞金上位馬を輩出しています。
ドゥラメンテは現2歳が最終世代ということもあり注目が必要だと感じています。
一方エピファネイアは3頭を輩出と少なくはありませんが、世間のイメージやリーディング順位ほど一強ではない点に注意が必要となりそうです。
生産者
続いては近3世代の賞金上位馬の生産者をまとめたデータになります。
こちらはノーザンファームが最多30頭となっています。
全体の1/3を占める圧倒的な成績を残しています。
次点は社台ファームの11頭。
ノーザンファームとは差がありますが、それでも3位以下を大きく離しています。
上記を踏まえると基本ノーザンファームか社台ファームから指名するのがベターといえそうです。
他牧場から指名する際は充分な精査が必要となりそうです。
新馬データ
続いては近3世代の賞金上位馬の新馬をまとめたデータになります。
まずはデビュー月に関してですが、賞金上位馬のほとんどが10月までにデビューをしています。
最多は6月の24頭ですがダービー馬などの大物は秋から出る傾向があります。
ここに関しては確率重視で早期デビューを狙うか、ホームラン狙いで秋デビューから狙うかの決断が
必要となりそうです。
続いては、デビュー距離別成績ですが、これは芝1600~2000がほとんどを占めています。
特に1800デビューが最多の29頭と約1/3を占めています。
牡馬は1600以上のG1や重賞が多いのでそれに対応できる馬が賞金を稼いでいると
いえるかと思います。
最後はデビュー場所別成績ですが、東京デビューが1/3を占めています。
他の競馬場とは大きな差があるので、東京の新馬から指名するという戦略もありかもしれません。
厩舎
続いては近3世代の賞金上位馬の厩舎をまとめたデータになります。
これは須貝&堀厩舎が5頭輩出しています。
一流の牡馬が入厩してきてそれを扱うノウハウがあるという見方ができると思います。
また、吉岡厩舎は3頭輩出していますが、現3世代から2頭出ており勢いあるといえそうです。
基本はここに名前あるが厩舎から選ぶのが堅実といえそうです。
ここに福永厩舎など新規厩舎がどれだけ入るかという見極めが重要になりそうです。
牡馬簡易まとめ
牡馬に関してのまとめは下記のようになります。
キズナ産駒
6月東京1600or1800
須貝or堀厩舎
時間のない方はこれだけでも覚えていただければPOGを楽しめると思います。
時間がある、POGを本格的に楽しみたい方は各データを細かく参照いただければと思います。
また下記に参考として各世代の賞金上位30頭についてまとめた原本も記載しておきます。
興味がある方は是非ご覧ください。
POG23-24(NHKマイル週まで)
POG22-23
POG21-22
牝馬馬:賞金上位馬のデータ(22~24年)
種牡馬
こちらは近3世代の賞金上位馬の種牡馬をまとめたデータになります。
ドゥラメンテ&キズナが最多タイの7頭を輩出しています。
牡馬でも賞金上位馬を輩出していた種牡馬ですが、同様に牝馬でも有力といえそうです。
次点でエピファネイアが6頭を輩出してます。
牡馬では3頭でしたが倍増しているため指名するなら牝馬の方がいいかもしれません。
また、1世代のみのスワーヴリチャードが一気に4頭を輩出しています。
2歳世代も勢いが続くのかの見極めは非常に重要になりそうです。
全体的には牡馬とは異なる馬が上位に入っているという印象があります。
そういった馬は牝馬で強い種牡馬と言えるかもしれません。
生産者
続いては近3世代の賞金上位馬の生産者をまとめたデータになります。
こちらは牡馬同様ノーザンファームが最多の30頭で全体の1/3を占めています。
次点で社台ファームとなっており、こちらも3位以下を離しています。
基本は牡馬と同様ノーザンファームか社台ファームから指名するのがベターといえそうです。
他牧場から指名の際は充分な精査が必要ですね。
新馬データ
続いては近3世代の賞金上位馬の新馬をまとめたデータになります。
まずはデビュー月ですが、牡馬よりも早期デビューが活躍をしており、7月までに半数が
デビューしています。
これを鑑みると牝馬はとにかく早期デビューを重視すべきかもしれません。
続いてはデビュー距離ですが、これは1600デビューが最多となっています。
牡馬と異なり1600以下から活躍馬が多数出ている点には注意が必要になりそうです。
特に牝馬は1200デビューでも賞金を稼ぐ馬が多くいるため距離が持たないということは
気にしなくていいかもしれません。
最後にデビュー場所別ですが、東京が最多となっています。
これば牡馬と同じですが、牡馬より北海道&新潟から活躍馬出ています。
牝馬は北海道や新潟組から狙うのもありかもしれません。
厩舎
続いては近3世代の賞金上位馬の厩舎をまとめたデータになります。
こちらは木村厩舎が最多の5頭を輩出しています。
やはり一流馬が揃うというイメージ通りになっています。
また、中内田&国枝厩舎は牡馬より頭数が増えています。
これを踏まえると牝馬の方が期待できる厩舎といえるかもしれません。
牡馬同様基本はここに名前あるが厩舎から選ぶのがベターとなりそうです。
ここに新規厩舎がどれだけ入るかに注目です。
牝馬簡易まとめ
牝馬に関してのまとめは下記のようになります。
キズナ ドゥラメンテ産駒
6月東京1600
木村厩舎
時間のない方はこれだけでも覚えていただければPOGを楽しめると思います。
時間がある、POGを本格的に楽しみたい方は各データを細かく参照いただければと思います。
また牝馬も下記に参考として各世代の賞金上位30頭についてまとめた原本も記載しておきます。
興味がある方は是非ご覧ください。
POG23-24(NHKマイル週まで)
POG22-23
POG21-22
全体まとめ
全体に関してのまとめは下記のようになります。
キズナ ドゥラメンテ産駒
6月東京1600
木村 須貝 堀厩舎
時間のない方はこれだけでも覚えていただければPOGを楽しめると思います。
時間がある、POGを本格的に楽しみたい方は各データを細かく参照いただければと思います。
引き続きPOGデータをお送りしていきます。
ご覧いただきありがとうございました。
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