6月新馬で強かった馬 クロワデュノールなど注目馬多数!

POG24-25

6月新馬で強かった馬

今回は6月の新馬について振り返り、好パフォーマンスを見せていた馬を確認していきましょう。
私はYouTubeで新馬の振り返りを毎週して10点満点で点数をつけて評価しています。
上記は6月の新馬で高得点をマークした馬になります。
今回は8.5点以上をつけた馬、大物候補といえる馬について改めて見ていきたいと思います。

↓動画版はこちら↓

9.5点 クロワデュノール

6月の新馬で最も評価をしたのがクロワデュノールになります。
クロワデュノールは6/9東京芝1800の新馬を勝利しています。
好スタートから逃げそうな手ごたえでしたが、アルレッキーノを行かせ番手を追走。
直線で交わし最後は2馬身半差をつける快勝を見せました。
超好内容での勝利!芝のG1候補が登場した!?

クロワデュノールは父キタサンブラック、母ライジングクロスという血統。
母は欧州芝中距離重賞を勝利し、G1英オークスでも2着と好走した実績があります。
また、半姉アースライズ(父マンハッタンカフェ)は芝で3勝し牝馬重賞で3回の好走歴があります。

新馬戦後騎乗していた北村友一騎手は「目標にする馬もいていい形でレースができた。切れ味勝負では分が悪いと思い4角から早めに動かしていった」とコメントしています。

まずこのレースで注目だったのは勝ちタイム。
今回の勝ちタイム1.46.7は2歳新馬のコースレコードとなる超好タイム!
近年1.47.2という好タイムで同条件を制したタスティエーラは後にダービー制覇を制覇しています。
6月のこの時期にこれだけの好タイムで勝てるのは能力の証明か!?

また長くいい脚を使っての勝利というのも圧巻でした。
レースラスト5F57.3も歴代最速タイの優秀なタイムとなっています。
過去最速をマークしたジオグリフは後に皐月賞を制覇しています。
長くいい脚が使えるのは中距離で大きな武器になりそうで芝王道路線で期待ができそうです!

気性面の不安はありながら圧巻の好タイムかつ余力十分の勝利で期待大!
6月の新馬では最も評価できる内容だったと思います。

9点 ダノンフェアレディ

続いては9点をつけた馬たち。1頭目はダノンフェアレディになります。
ダノンフェアレディは6/1京都芝1600の新馬でデビューし見事快勝、新馬開幕戦を制しました。
レース内容は内枠を活かした逃げ。直線では番手から迫るショウナンザナドゥを振り切って
勝利を収めました。
ハイレベルな上位争いを好タイムで勝利!2着馬含め今後注目!
(追記ショウナンザナドゥも未勝利戦を快勝!)

ダノンフェアレディは父キズナ、母メチャコルタという血統。
母は現役時代アルゼンチンの芝G1を制覇しています。
また半兄ダイヤモンドハンズ(父サトノダイヤモンド)は6月の新馬を勝利し
札幌2歳Sで3着と好走しています。
最終追いは坂路で4F53.0-1F12.1、1週前はCWで6F81.4-4F52.1-1F11.9と
坂路でもCWでも優秀な時計をマークしていました。
そうした調教での動きの良さも初戦勝利につながったかもしれません。

そんなダノンフェアレディについて新馬戦後、騎乗した川田将雅騎手「並び的に逃げる形に。まずは1つ勝ててよかったです」とコメントしています。
さらに管理する橋口調教師は「2着馬に楽をされたら負けると思い逃げる競馬をした。期待通りです。夏場は休み暮れのマイルが大きな目標になります」とコメントを残しています。

ここからは改めて新馬の分析をしていきましょう。
まずこの新馬は圧巻の好タイムでの勝利となっていました。
このレースの勝ちタイムは1.33.8。
これは上記のように近年の2歳戦全体と比較しても好タイムでの勝利となっています。
また前週3歳未勝利が1.33.7、同日が1.32.6ということを考えても評価ができると思います。
上記の好タイムの勝ち馬からはラヴズオンリーユーを筆頭に活躍馬が出ていることを考えると、
本馬もすでに素質は重賞級といえそうです。
今年も牝馬早期デビューから大物馬誕生!という印象があります。

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またタイムだけでなく末脚、上がり3Fも優秀なものをマークしていました。
今回は上がり最速となる上がり3F33.8での勝利。
これも2歳戦全体でも上位に入る上がり3Fのタイムとなっています。
また同様に速い上がりで勝利した馬の多くは上記のようにOP~G1で活躍しています。
全体も優秀&しまいも優秀で総合力の高さを示したといえそうです!

9点 ミリオンローズ

続いて9点をつけたのはミリオンローズになります。
ミリオンローズは6/2東京芝1600の新馬で見事勝利。
道中は先団内目で我慢。直線早めに抜け出し後続の有力馬の追撃をしのいだという内容。
上位3頭はかなり強い&圧巻の瞬発力で今後も期待できそうですが、その中で勝利を手にした
ミリオンローズはかなりのポテンシャルといえそうです!

ミリオンローズは父スワーヴリチャード、母マンビアという血統。
母は現役時代欧州芝重賞を制覇しています。
また、半姉サンテローズ(父ハーツクライ)は芝中距離で4勝を挙げています。
最終追いはWコースで6F90.6-4F52.8-1F11.5、1週前は6F84.7-4F52.4-1F10.9をマーク、
ラスト1F10秒台をマークしたことでレース前から注目を集めていました。

新馬戦後騎乗した横山武史騎手は「調教のときから素晴らしい決め手を持っていて楽しみにしていた。課題がありながらの勝利。先々の成長が楽しみ」とコメントしています。

ミリオンローズは出世条件といえる新馬を勝利しました。
6月初週牝馬限定東京芝1600は昨年ボンドガールが勝利しその後重賞で好走2回、
2着のチェルヴィニアがオークスを制覇するなど活躍をしました。
今回の勝ちタイム1.36.4より遅いタイムでの勝ち馬も活躍していますし、前日の新馬の勝ちタイムが1.37.6、稍重でのレースだったことを考えればむしろ評価できるともいえます。

また特に注目すべきはレースのラスト1Fの速さ。
ラスト3Fは11.8-11.0-10.9。ラスト1F10.9は歴代最速タイとなっています。
過去ラスト1Fが速い中で勝利した馬のほとんどがその後高いレベルで活躍をしています。
それを考えると末脚は大きな武器になるといえそうです。
ラスト1Fが速い中差し切ったこと、加速ラップでの勝利も評価できます。
勝ち馬に迫った2頭を含め今後も期待大!

9点 クレーキング

最後に9点をつけたのがクレーキングになります。
クレーキングは6/15東京ダート1400の新馬を見事勝利しました。
1枠1番のスタートから先団内目を追走、直線追い出してから一気に抜け出し後続を完封しました。
かなりの好内容での勝利!この条件からまたダートの大物が誕生!?

クレーキングは父ナダル、母クインアマランサスという血統。
母はダート1800で3勝し、本馬が産駒初デビューとなっています。
最終追いはWコースで6F84.8-4F52.5-1F11.4、1週前は6F80.2-4F50.1-1F12.0をマーク、
1週前は全体、終いともに圧巻の時計を記録しています。

レース後騎乗した岩田康誠騎手は、「センスがすごくいい走り。距離が伸びても大丈夫だと思う」とコメントしています。
また、管理する中舘調教師は「厳しい競馬になったが根性を出してくれた。競馬では優等生とのこと乗りやすそうでいいですね」とコメントを残しています。

クレーキングが勝利した新馬も出世条件となっています。
昨年の同条件を制覇したアマンテビアンコはその後新設された
ダート3冠の1冠目羽田盃を制覇しました。
さらに、21年の勝ち馬コンバスチョンもG1で好走しています。
今年もノーザン生産のシルクレーシングの馬が勝利!
本馬もダート3冠でも期待ができるか!?

また、勝ちタイム1.25.9も近年の同条件では上位に入る好タイムでの勝利となっています。
良馬場で1分26秒を切る馬は前述のアマンテビアンコを筆頭に活躍しており
本馬も期待ができそうです。
本馬は砂をかぶりながら直線まで我慢し内容もよく圧勝!
今後ダートの王道路線で注目!

8.5点 エリキング

最後は8.5点をつけたエリキングについて見ていきましょう。
エリキングは6/23京都芝1800の新馬でデビューし見事快勝。
道中は中団やや後ろを追走し4角手前で外から進出し突き抜けました。
道悪、そしてSペースだったが大物感ある勝利で今後に期待が膨らむ内容!!!

エリキングは父キズナ、母ヤングスターという血統。
母は現役時代芝2200の豪G1を制覇しており、本馬が初仔となっています。
エリキング自身は最終追いは坂路で4F53.6-1F11.9、1週前はCWで6F82.8-4F51.9-1F11.2をマーク。
坂路でもCWでも優秀な時計をマークしています。
キズナ産駒の大物候補で調教も動いていたため注目を集めており、JRA-VAN POGでは
2万人を超える方に指名をされています。
まさしく今世代最大の注目馬といえるでしょう。

そんなエリキングについて新馬戦後、騎乗した川田将雅騎手「順調にここまで進んできたレース自体もいい内容だった。勉強できる競馬。この後も順調に育ってくれれば」とコメントしています。
さらにこの日来場していた藤田晋オーナーは「やったしかない。気性もいいみたいで楽しみです」と
コメントを残しています。

ここからは改めて新馬の分析をしていきましょう。
まず注目だったのは道悪での勝利だったという点だと思います。
今回の勝ちタイムは1.52.1。
重馬場かつ前半5F64.5とSペースで時計は速くありません。
その分後半が速く近年の道悪では最速となる上がり3Fとなっています。
タイムは速くありませんがペース落ち着いても我慢できることと
末脚発揮できることは示したという印象です。

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道悪でしたが後半は優秀な末脚をマーク。
レースラスト3Fは11.8-11.5-11.3と加速ラップを刻んでおり
ラスト1Fは近年の同条件でも上位に入る速さとなっています。
過去レースラスト1F11.3以下で勝った馬からはラヴズオンリーユーといったG1勝ち馬も出ています。
重馬場ながら優秀な後半の脚、これは今後も武器になるか!?

まとめ

今回は6月の新馬で強かった馬について見てきました。
今年は早くから大物候補が多数登場し盛り上がりを見せています。
皆さんの注目馬についてもぜひコメントください!

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