はじめに
今回は2024年4月6日に中山芝1600で行われる3歳重賞、ニュージーランドトロフィー(NZT)のデータと見どころについて見ていきましょう。
下記の流れで見ていきます。
- 近年の勝ち馬
- 注目データ
- 今年の有力馬
今週は桜花賞が最注目ですが、NZTもNHKマイルに向けて重要な1戦となっています。
それでは見ていきましょう。
1.近年の勝ち馬
まずは近年の勝ち馬について見ていきましょう。
こちらに直近5年の勝ち馬をまとめています。
勝ち馬はその後苦戦、もしくはバスラットレオンやワイドファラオなど芝1600とは異なる条件で
活躍をしています。
なので、いわゆるマイル王者が生まれる!というわけではないようです。
ただ、昨年の2.3着馬はNHKマイルで1.2着と好走しており、今年も飛躍する馬が
出てくるかに注目です。
また、勝ちタイムは1分33秒台が多くなっており今年もそのあたりが基準となりそうです。
2.注目データ
続いては注目データについて見ていきましょう。
まずは前走別成績です。
前走で勝利している馬が全5勝をあげており、好相性となっています。
クラスにかかわらず前走勝っていることが重要といえるかもしれません。
2着には重賞実績馬が目立っています。今年も前走勝利馬&重賞経験馬に注目です!
続いては前走距離&競馬場別成績について見ていきましょう。
前走1600組が圧倒的に良績を残しています。やはり前走で同距離を経験しているのは
強みになるようです。
また、1400からの距離延長は出走う数は多いものの好走は少なく苦戦傾向にあります。
競馬場別成績で見ると前走中山&阪神組が良績を残しています。
その一方で東京組は好走はあるものの勝利がない点に注意かもしれません。
まとめると今年も前走中山芝1600を経験している馬に注目といえそうです!
最後は気になるデータをまとめて見ておきましょう。
まずはキャリア別成績です。
キャリアを重ねている馬も好走していますが、確率的にはキャリア2~4戦ぐらいの浅い馬が
良績といえそうです。
また性別で見ると、牡馬が圧倒的に良績を残しています。
牝馬は好走あるが勝利なくやや苦戦傾向といえ、これは桜花賞出走がかなわずこのレースに
回ってくる馬にとってはマイナスの情報かもしれません。
最後に所属別成績。これは関西馬が良績といえそうです。
出走数は少ないが勝利は多く好走率もかなり高くなっています。
これらのデータは押さえておくとよりレースを楽しめるかと思います。
3.今年の有力馬
ここからは今年の有力馬について見ていきましょう。
上記はNZT2024に出走を予定している、有力馬の抜粋になります。
今年はOPや重賞実績馬が中心で上位拮抗の印象があります。
また、1勝C勝ち馬を含めてマイルの実績馬が目立っています。
世代1の注目馬ボンドガールは桜花賞除外なら出走の可能性もあります。
出てきたら大注目といえます!
キャプテンシー
キャプテンシーは父モーリス、母アドマイヤリードという血統。
母はヴィクトリアマイルを制覇したG1馬で新馬で後に種牡馬入りを果たしたシルバーステートを
制しています。
ただ、半姉(父ロードカナロア)は未勝利で引退となっています。
本馬は現在通算5戦2勝。前走同じ中山芝1600のジュニアCを快勝しています。
最内スタートから逃げの手を選択し直線でも脚色衰えず突き放しました。
2走前も同様の競馬で未勝利戦を快勝しています。
中山&距離適性高い1頭!再び先行力を活かし勝利なるかに注目です!
エコロブルーム
エコロブルームは父ダイワメジャー、母シュガーショックという血統。
半兄ラーゴム(父オルフェーヴル)はきさらぎ賞を制覇し、その後はダート交流重賞で好走3回と
なっています。
また、全兄スパイダーゴールドじは芝中距離で4連勝をはたしました。
母自身も米ダート重賞制覇と活躍をしています。
本馬は現在通算3戦1勝。前走シンザン記念で2着となっています。
道中は先団を追走し直線しぶとく伸びて好走しました。
2走前は好タイムで未勝利戦を圧勝しています。
実績最上位の1頭!NHKマイルに向けてめどを立てられるか!?
ルージュスエルテ
ルージュスエルテは父ハーツクライ、母リュズキナという血統。
半兄レッドジェネシス(父ディープインパクト)は京都新聞杯を勝利しています。
ただ、全兄は未勝利で引退となっています。
本馬は現在通算4戦2勝。前走はクイーンCで3着と好走しています。
最後方から伸びるも届かずという競馬内容。
ただ、2.3走前は逃げて上がり最速で突き放す競馬を見せています。
能力高いが活かしきるのが難しい印象!好走しG1へ向かえるか!?
スパークリシャール
スパークリシャールは父スワ―ヴリチャード、母スパークオンアイスという血統。
母はダートで2勝をあげています。
また、半兄2頭(父ルーラーシップ)は芝、ダートで各1勝しています。
本馬は現在通算6戦2勝。前走同舞台の1勝Cを勝利しています。
道中は番手を追走、直線上がり最速で抜け出し逃げ粘る馬を捉えました。
マイルは2戦2勝!中山&距離適性は高い!先行力活かし好走なるか?
ボンドガール
ボンドガールは父ダイワメジャー、母コーステッドという血統。
半兄ダノンベルーガ(父ハーツクライ)は共同通信杯を制覇しクラシックでも善戦しています。
また、母は米芝G1で2着の実績があり半姉コスタレイ(父ドゥラメンテ)も芝2400で2勝しています。
芝の良血馬といえる配合となっています。
本馬は現在通算2戦1勝。前走はサウジアラビアRCで2着と好走しています。
出遅れ後方からも末脚活かし好走しました。
また、新馬は好タイムかつ優秀な末脚で勝利しています。
新馬で負かした馬はチェルヴィニアを筆頭に多数活躍をしており、伝説の新馬といわれることも!
桜花賞に登録も現在抽選対象。除外になりNZTに回ってきたら注目です!
まとめ
今回はNZTのデータと見どころについて見てきました。
G1馬アドマイヤリードの仔であるキャプテンシーなど注目馬も多い印象。
NHKマイルカップにつながる重要なレースとなっています。
明日以降も引き続き情報をお届けしますのでよろしくお願いいたします。
ご覧いただきありがとうございました。
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