はじめに
今回はは2024年4月14日に中山芝2000で行われる3歳G1、皐月賞のデータと見どころについて見ていきましょう。
下記の流れで見ていきます。
- 近年の勝ち馬
- 注目データ
- 今年の有力馬
今年は牝馬のレガレイラが参戦!そこに有力牡馬たちが挑む構図となっており大注目です!
それでは見ていきましょう。
1.近年の勝ち馬
まずは近年の勝ち馬について見ていきましょう。
こちらに直近5年の勝ち馬をまとめています。
近年の勝ち馬はダービーを含めその後のG1でも活躍することが多くなっています。
特に20年の勝ち馬コントレイルはその後牡馬3冠を達成しました。
また、例年ペース速くなりがちのこのレース、2.3歳戦はスローの瞬発力勝負が多い中、そういったレースとは違うタフなレースとなるためそこへの対応もカギとなりそうです。
混戦の牡馬路線だが3冠候補といえる馬は出てくるのか!?
2.注目データ
続いては注目データについて見ていきましょう。
まずは前走レース別成績です。
前走共同通信杯とホープフルS組が2勝をあげています。
その一方で、弥生賞/スプリングS/若葉Sといったトライアル組は好走はあるものの、勝利がない点には注意が必要かもしれません。
また、好走馬のほとんどは前走1.2着馬となっているため前走からの勢いも重要といえそうです。
続いてキャリア別成績、所属別成績を見ておきましょう。
基本的にはキャリアが浅い馬が良績を残しています。
勝利はキャリア4戦までで勝率が高いのは3戦までとなっており、ポテンシャル高く
少ないレース数で結果出している馬が良績といえるようです。
また、所属別でみると関東馬が良績を残しています。
出走数は関西馬の方が多いが勝利数や好走率は関東がよくなっています。
3.今年の有力馬
ここからは今年の有力馬について見ていきましょう。
上記は皐月賞2024に出走を予定している、有力馬の抜粋になります。
牝馬レガレイラの皐月賞制覇なるかが大きな見どころといえそうです。
そこにホープフルSで敗れたシンエンペラーを筆頭に牡馬たちも逆転を狙う構図となっています。
また電撃参戦を決めてきたメイショウタバルにも注目か!?
レガレイラ
レガレイラは父スワーヴリチャード、母ロカという血統。
母は新馬勝利からクイーンC3着、忘れな草賞2着と善戦しました。
また、阪神JFでは1戦1勝馬ながら1人気に支持をされる注目度を誇っていました。
半兄ドゥラドーレス(父ドゥラメンテ)は芝4勝で毎日杯3着と活躍をしています。
通算3戦2勝 前走はホープフルSを見事制覇してます。
後方から上がり最速で突き抜けたという内容で、有力な牡馬たちを見事封じています。
牝馬ながら皐月賞挑戦!ルメール騎手の乗り替わりは向かい風も勝利なるか!?
シンエンペラー
シンエンペラーは父Siyouni、母Starlet’s Sisterという血統。
全兄ソットサスは凱旋門賞制覇!半姉は米G1 7勝のシスターチャーリーと欧米の超良血馬。
日本での父の産駒はヴィズサクセスが芝1200でOP勝利しています。
本馬は現在通算4戦2勝。前走弥生賞で2着と好走しました。
2走前はG1でレガレイラと接戦の2着、3走前は重賞勝利しそこで負かしたダノンデサイルや
コスモキュランダも後に重賞を制覇しています。
3歳中距離では主役の1頭!前走からの上昇を活かしレガレイラにリベンジなるか!
ジャンタルマンタル
ジャンタルマンタルは父Palace Malice、母インディアマントゥアナという血統。
母は米G3を勝利した実績を誇っています。
また、父は米ダート中距離G1を2勝かつジャスティンパレスの半兄となっています。
本馬は現在通算4戦3勝。前走は共同通信杯で2着と好走しています。
先団から伸びて距離にめどを立てる走りを見せました。
3連勝でG1を制覇した馬!ここで再び世代1の実力を証明できるか!?
ジャスティンミラノ
ジャスティンミラノは父キズナ、母マーゴットディドという血統。
母は欧州芝G1を制覇制覇している名牝となっています。
また、半姉(父Galileo)は米芝G1を制覇しています。
本馬は現在通算2戦2勝。前走共同通信杯を快勝しています。
先団追走から直線鋭く伸びての快勝、G1馬ジャンタルマンタルを完封しました。
ポテンシャルは高い1頭 初中山だが3連勝でG1制覇なるか!?
ビザンチンドリーム
ビザンチンドリームは父エピファネイア、母ジャポニカーラという血統。
母は新馬など芝3勝をあげ2600Mでも勝利しています。
ただ、半姉ジャスミンカーラ(父サトノアラジン)は未勝利で引退となっています。
本馬は現在通算2戦2勝。前走きさらぎ賞を勝利しています。
ほぼ最後方から上がり最速で伸び最後は大接戦を制しました。
新馬は圧勝しており期待は大きい!一気のG1制覇なるか!?
メイショウタバル
メイショウタバルは父ゴールドシップ、母メイショウツバクロという血統。
母はダート1400の新馬を勝利。ただ、半兄姉は中央未勝利となっています。
本馬は現在通算5戦3勝 前走毎日杯を圧勝しています。
逃げて2着ノーブルロジャーに6馬身差をつける完勝かつ好タイムでの勝利となっています。
未勝利戦から3連勝で一気に主役候補に!勢いそのままに皐月賞制覇なるか!?
まとめ
今回は皐月賞のデータと見どころについて見てきました。
牝馬のレガレイラに牡馬が挑むという構図の今年の皐月賞。
今年の牡馬はレベルが低いともいわれますが、今回見てきたようにバラエティに富んだ有力馬たちが
多数いるため非常に面白いレースが期待できると思います。
明日以降も引き続き皐月賞の情報をお届けしますのでよろしくお願いいたします。
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