8/3.4新馬展望&注目馬
今回は今週8月3.4日の新馬展望と注目馬について見ていきましょう。
今週の新馬と注目馬は下記の通りになります。
今週は日曜の新潟でサリーチェとジェゼロが登場!
POG的には注目が必要だと思います。
また他のレースでも注目の馬が多数登場!
各新馬戦の展望と注目馬を見ていきましょう!
↓動画版はこちら↓
8/3(土)札幌5R(芝1200)
まずは8/3(土)札幌5R(芝1200)の新馬、このレースは9頭が出走を予定しています。
短距離適性が高そうな馬がそろったという印象があるレース。
函館・福島・小倉開催と比べて大幅に短距離の新馬が減った中である程度メンバーがそろいました。
ここでの注目馬は2頭!
ダート血統の馬が芝でめどを立てられるかに注目!
カワキタマナレア
カワキタマナレアは父ヘニーヒューズ、母カフジビーナスという血統。
半兄カワキタレブリー(父ドレフォン)は芝で4勝しているOP馬。
また全兄はダートで2勝を挙げています。
本馬は牧場から直接北海道入りをしています。
この馬に関して「フットワーク軽いし芝でもやれそう」と調教助手の方はコメントしています。
実績ある血統で期待!まずは芝でめどを立てられるか?
シカレ
シカレは父American Pharoah、母スウィートマナという血統。
母はアルゼンチンの重賞を複数制覇した実績があります。
また繁殖入りしてからは本馬が初仔となっています。
本馬も牧場から直接北海道入りとなっています。
外国の魅力ある血統 こちらもまずは芝でめどを立てたい!
8/3(土)新潟3R(ダ1800)
まずは8/3(土)新潟5R(ダ1800)の新馬、このレースは15頭が出走を予定しています。
貴重なダート中距離の条件にかなり頭数がそろい、ダート適性が高そうなメンバーが集まったという
印象があります。
そんな多頭数の影響を受け多くの馬が除外となりました。
中でも残念だったのがジャナドリアの除外。
ゴールドドリーム産駒の大物候補で武井調教師が「新馬を楽勝すると思う」と話していただけに、
どんな走りをするのか注目していましたが除外となってしまいました。
ジャナドリア除外でさらに上位拮抗の印象がありますが、ここではナダル産駒に大注目!
クラリネットソナタ
クラリネットソナタは父ナダル、母レニーズゴッドジップという血統。
母は米ダートG1を制覇した実績があります。
また、半姉ストリクトコード(父ディープインパクト)は芝2000以上で3勝を挙げています。
最終追いはWコースで6F82.7-4F52.1-1F11.7、1週前は6F82.7-4F52.8-1F11.6をマーク。
美浦入厩1号の2歳馬として注目を集めた本馬。
東京芝での早期デビュー予定も仕切り直しで今回ダートを選択。
意外な選択でしたが父も母も米ダートG1馬で適性はありそうな印象。どんな走りを見せるか!?
レイナデアルシーラ
レイナデアルシーラは父ナダル、母アンデスクイーンという血統。
半姉アンデスビエント(父ドレフォン)は今年の関東オークスを見事制覇。
母自身も交流重賞を3勝した実績があります。
最終追いは坂路で4F55.2-1F12.6、2週前には4F52.2-1F13.1をマーク。
「気性は素直で真面目。一発目から動けると思います」と調教師はコメントしています。
ダートの実績血統!母や姉に続く活躍なるか!?
8/3(土)新潟4R(芝1600)
まずは8/3(土)新潟4R(芝1600)の新馬、このレースは11頭が出走を予定しています。
芝の好条件のレースに好メンバーがそろった印象。
中でも関西馬が7頭と多く集まりました。
このレースは牡牝混合だがここでは牝馬に注目!
シルバーレイク
シルバーレイクは父スワーヴリチャード、母アドマイヤキラメキという血統。
半姉センテリュオ(父ディープインパクト)は重賞オールカマー含む芝5勝を挙げています。
また、半兄トーセンスターダム(父ディープインパクト)は京都2歳Sときさらぎ賞を勝利し
その後は豪G1制覇しています。
最終追いは坂路で4F55.6-1F12.2、1週前はCWで6F87.1-4F55.1-1F11.1をマーク。
「順調に来られました。粗削りな部分はあるが楽しみ」と調教助手はコメントしています。
超実績血統!中内田厩舎×川田騎手というタッグも含めて注目!
牝馬のスワーヴリチャード産駒では初年度からレガレイラがG1を制覇するなど活躍!
また大物候補出るか!?
カネラフィーナ
カネラフィーナは父Frankel、母ジョイカネラという血統。
母はアルゼンチンのG1を2勝した実績があります。
本馬が初仔となりますがこの馬の下に当たる馬たちもセレクトセールで高額落札をされており、
期待をされている血統といえます。
最終追いはWコースで6F85.2-4F53.9-1F11.6、1週前は6F82.7-4F52.5-1F11.8をマーク。
「まだトモが緩いけど体は成長。芝のマイルぐらいがよさそう」と調教師はコメントしています。
外国血統の大物候補!初戦から期待!
クランドゥイユ
クランドゥイユは父Kingman、母Villa d’amoreという血統。
母は欧州重賞で2着の実績があります。
最終追いは坂路で4F53.4-1F13.0、1週前はCWで6F83.3-4F52.5-1F11.2をマーク。
こちらも外国血統!父の産駒は同世代すでにスターウェーブとプリティディーヴァの2頭が
勝ち上がっており注目!
8/4(日)札幌5R(芝1800)
まずは8/4(日)札幌5R(芝1800)の新馬、このレースは8頭が出走を予定しています。
先週のファイアンクランツVSロパシックというような超注目馬がいるわけではありませんが、
だからこそ上位拮抗の混戦模様のメンバーという印象があります。
この条件はキングスコールとファイアンクランツがいい勝ち方で注目を集めました。
この新馬から上記2頭に続く馬は出てくるか!?
リアンベーレ
リアンベーレは父キズナ、母ファタルベーレという血統。
母は米芝中距離G1を制覇した実績があります。
2週前はWコースで6F84.5-4F53.0-1F11.8をマーク。
美浦で調教重ね北海道へ入ってきました。
また北海道移動後も併せ馬で先着しており、好タイムをマークしています。
「美浦でも動けているし、洋芝も合いそうな走りをしている。性格もいいですし、初戦から楽しみ」と
手塚調教師はコメントしています。
キズナ産駒の良血馬!ここを勝ち上がり重賞へ向かえるか!?
アルマヴェローチェ
アルマヴェローチェは父ハービンジャー、母ラクアミという血統。
母は芝1600以下で3勝し、半兄姉3頭中2頭が勝ち上がりと堅実な血統。
本馬は牧場から直接北海道入りとなっています。
「1週前はいい動き。本数乗り込んで態勢は万全」と調教助手はコメントしています。
この父×母父ではナミュールが活躍 先週の同馬主、そして1文字違いのアルテヴェローチェに続く
勝ち上がりを決められるか!?
ノースタンダード
ノースタンダードは父No Nay Never、母ラチェーヴェという血統。
半兄は欧州中距離G1を制覇し、半姉は米芝中距離G1で2着と欧米で大活躍している血統。
2週前にはWコースで6F82.5-4F51.3-1F11.7をマーク。
この馬は美浦で調整を重ねて北海道入りとなっています。
海外血統で魅力ある1頭 洋芝で能力発揮なるか!?
8/4(日)新潟2R(芝1600)
まずは8/4(日)新潟2R(芝1600)の新馬、このレースは14頭が出走を予定しています。
牝馬限定だが頭数はかなりそろいました。
前日の牡牝混合の芝1600のレースに牝馬の有力馬が多かったのは、このレースに頭数がそろっていたというのも影響したと思います。
ここでは注目馬を4頭紹介しますが、なかでもPOG超注目の良血馬がここで始動ということで期待!
サリーチェ
サリーチェは父ドゥラメンテ、母サロミナという血統。
半兄サリオス(父ハーツクライ)は無敗3連勝で朝日杯を制覇し、皐月賞&ダービーでも2着。
また、半姉サラキア(父ディープインパクト)は府中牝馬Sを制覇しその後エリザベス女王杯と
有馬記念でも2着と好走しています。
さらにさらにサロニカ、エスコーラ、サリエラ、サフィラも活躍していますし、
母自身もG1独オークス制覇ということでとにかく超良血といえる1頭。
最終追いは坂路で4F57.5-1F13.1、1週前はCWで6F84.1-4F53.4-1F11.6をマーク。
「キレのある走りをするし完成度は高い」と調教師はコメントしています。
JRA-VAN POGで指名者1万人越えという超注目の良血馬!
ただ、個人的には期待している一方で調教もまずまずですし、他にも有力馬がいるのでPOG的には指名しないというシビアな判断も必要かなと思っています。
ケリフレッドアスク
ケリフレッドアスクは父ドゥラメンテ、母ディープインアスクという血統。
半兄ファンタジスト(父ロードカナロア)は京王杯2歳Sと小倉2歳Sを見事制覇。
さらに半兄ボンボヤージ(父ロードカナロア)は北九州記念を制覇、
半兄アスクワンタイム(父ロードカナロア)は小倉2歳Sを制覇と
ロードカナロアとの配合で1400以下で実績が目立っています。
最終追いは坂路で4F55.1-1F12.4、1週前はCWで6F87.9-4F54.6-1F11.3をマーク。
上記の兄を含めた兄姉7頭中6頭が勝ち上がりと堅実!超実績血統で初戦から期待!
気になるのは距離
兄たちは1400以下で良績目立ったがこの馬は1600という距離にめどを立てられるかも注目
トレヴィ
トレヴィは父スワーヴリチャード、母ドメニカという血統。
母はブラジル芝重賞を制覇した実績があります。
また全兄ヴァルドルチャは芝1600で未勝利を突破しました。
最終追いはWコースで6F84.9-4F53.3-1F11.9、1週前は6F84.0-4F53.6-1F12.0をマーク。
「余裕をもって動けている。素質は高いと思う」と調教助手はコメントしています。
牝馬のスワーヴリチャード産駒で期待大!
ラッキークラウン
ラッキークラウンは父ロードカナロア、母ワイルドラズベリーという血統。
全兄ミッキーワイルドは芝&ダートで5勝を挙げています。
また母は3歳OPを2勝しローズSで2着、秋華賞で4着と力を見せました。
最終追いはWコースで6F87.8-4F55.2-1F11.9、1週前は6F85.4-4F54.3-1F12.1をマーク。
実績ある配合で期待!このメンバーでめど立てられるか!?
8/4(日)新潟3R(芝1800)
まずは8/4(日)新潟3R(芝1800)の新馬、このレースは9頭が出走を予定しています。
芝中距離の条件に好メンバーがそろいました。
中でも好調教連発のPOG注目馬が遂に始動!
ジェゼロ
ジェゼロは父サートゥルナーリア、母ラルケットという血統。
半兄ステルヴィオ(父ロードカナロア)は3歳時にマイルCSを制覇したG1。
2歳のG1朝日杯でも2着と好走しています。
また、半姉ウンブライル(父ロードカナロア)はNHKマイルC2着と好走し、
半姉ステルナティーア(父ロードカナロア)も重賞2着。
他兄姉も活躍しています。
上記のようにロードカナロアとの配合で実績がある血統ですが、そこにロードカナロアの後継種牡馬であるサートゥルナーリアというのは期待ができると思います。
最終追いはCWで6F83.4-4F52.0-1F11.5、1週前は6F79.9-4F50.9-1F11.4をマーク。
1週前の時計は全体終いともに破格ともいえるような圧巻の内容でした。
「動きはいいです。長くいい脚を使いそう」と調教助手はコメントしています。
5月ごろから好調教をマークしPOG全体でも早くから注目されていた馬。
JRA-VAN POGで指名者1万人越え!1800という距離で期待に応える走りができるか!?
シベリアンデネブ
シベリアンデネブは父フィエールマン、母シベリアンクラシカという血統。
母は芝4勝と堅実に成績を残しました。
また半姉アビッグチア(父リオンディーズ)も芝4勝のOP馬となっています。
最終追いはWコースで6F86.2-4F53.5-1F12.1、1週前は6F85.8-4F55.1-1F11.7をマーク。
「気性や馬っぷりは悪くなく仕上がってきている」と調教師はコメントしています。
堅実な血統 芝中距離で今度こそ父の産駒初勝利なるか!?
スカイタワー
スカイタワーは父リアルスティール、母シーブルックという血統。
母はオーストラリアの芝G1を見事制覇した実績があります。
本馬が初仔となっています。
最終追いはWコースで6F84.3-4F51.7-1F11.9、1週前は6F81.4-4F51.1-1F11.8をマーク。
1週前調教は好タイム!この舞台で末脚発揮するか!?
今週指名おすすめの馬
最後に今週POGで指名をお勧めする馬を紹介します。
結論今週はカネラフィーナとジェゼロをお勧めします!!!
まずはカネラフィーナ。
YouTubeやブログで繰り返しお伝えしていますが、牝馬は8月末までに指名、そして芝1600以下でデビューする馬を狙うのがベターです。
それを考えたときに今週の新潟芝1600からお勧めしたいのですが、最も注目をされているサリーチェには不安があると考えています。
血統は魅力なのですが調教がいまいちなことに加え他の有力馬も多いレースなので勝ち上がれるかやや疑問です。
それを考えたときにサリーチェが出走するレースではなく前日の芝1600に出る牝馬を狙いたい、
その中で最も調教と血統から期待できるのがカネラフィーナと考えています。
次にジェゼロ。
これは文句のつけようがないかなと思っています。
ロードカナロアとの配合で実績がある血統にその後継種牡馬のサートゥルナーリアで血統的にも不安がなく、調教も抜群で仕上がりも文句なしとなっています。
兄姉の実績的に1800で結果を残せるかというのはありますが、それでも期待値は大きいかなと
思います。
少しでも皆さんの指名の参考になれば幸いです。
もし皆さんの注目馬がいればぜひ教えてください。
ご覧いただきありがとうございました。
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