この週末に注目の新馬戦が開催されます。11/9(土)東京芝1800mや京都芝2000mなど、競馬ファンには見逃せないレースが盛りだくさん。特に、注目されているのがキタサンブラックの半弟「アルマデオロ」のデビューです。彼の血統がどのように発揮されるのか、期待が高まります。また、POG(ペーパーオーナーゲーム)の戦略に活かせる馬の選び方についても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください!
11/9.10新馬展望&注目馬
今週の新馬戦は、東京芝1800mと京都芝2000mに注目が集まります。特に、注目馬として東京の「カザンラク」や京都の「アルマデオロ」が挙げられます。「アルマデオロ」はキタサンブラックの半弟として注目度が高く、調教の評価も良好です。また、京都芝2000mでは「エコロディノス」も有望視されています。POG参加者は残りの指名枠を考慮し、これらの馬を候補として慎重に検討していきましょう!
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11/9(土)東京5R(芝1800)
今週唯一の東京中距離新馬戦として注目されるこのレースには、実力馬が揃っています。特に「カザンラク」は調教タイムが優秀で注目されていますが、他の馬も抜けた存在がなく、上位拮抗の展開が予想されます。各馬の成長力と将来性を見極めるのが難しく、POG参加者にとっては慎重な判断が求められる一戦です。
カザンラク
「カザンラク」は、シルバーステート産駒で、母ヴィアンローズの血統背景が魅力の一頭です。
半兄シュヴァリエローズは京都大賞典勝ちの実績があり、母系も多数の勝ち馬を輩出している優秀な血統です。
最終追いはWコースで6F83.2-4F52.5-1F11.8 、1週前は6F83.4-4F53.3-1F12.1をマーク。
最終追い切りではWコースで力強い動きを見せ、調教師からも「まだ緩さがあるけどいい格好で走る。実戦楽しみ。初戦から」とのコメントがありました。
初戦からの堅実な走りに期待がかかりますが、他馬との調教タイム比較がカギとなりそうです!
オルグジェシダ
「オルグジェシダ」はモーリス産駒で、母ソシアルクラブはG1を6勝した名牝ブエナビスタの血統を引き継いでいます。初仔となる本馬は、調教でも素晴らしい動きを見せており、「1週前は遅れたけどハミ取ったときのアクションは素晴らしい」と調教師はコメントしています。
最終追いはWコースで6F84.8-4F53.7-1F11.8 、1週前は坂路で4F53.2-1F13.1をマーク。
最終追い切りではWコースで良好なタイムを記録し、調教師も期待を寄せています。夏場から体重が20kg増加し、成長を示している点も好材料です。
今後の成長次第でクラシック戦線でも活躍が期待されますが、調教タイムのさらなる向上が求められます。
アセンブリールーム
「アセンブリールーム」はリアルスティール産駒で、母系には新馬勝ちから札幌2歳Sで3着となった実績のあるギャンブルルームがいます。母シャンデリアハウスは芝1400以下で4勝しており、叔父には高松宮記念勝ち馬のオレハマッテルゼがいるなど、短距離で活躍する血統です。
最終追いはWコースで6F84.6-4F53.4-1F11.7 、1週前は6F86.0-4F54.0-1F12.0をマーク。
最終追い切りではWコースで力強い動きを見せましたが、調教師によると「まだ非力で手前を替えるが時計は出ている」とのこと。
今後の成長次第で距離適性が広がる可能性もあり、POG参加者にとって魅力的な候補となっています。
その他注目馬
「ヤマニンエイドロン」は、半兄にラジオNIKKEI賞3着のヤマニアドホックを持つ堅実な血統背景が魅力です。
最終追いはWコースで6F85.3-4F52.8-1F12.7 、1週前は6F84.6-4F53.6-1F12.0をマーク。
最終追い切りではWコースで力強い動きを披露しており、実戦での良さが期待されます。
「サヴォンリンナ」は、半兄サンライズジパングがダ重賞2勝の実績を持ち、芝・ダート両方での活躍が期待できる馬です。
最終追いは坂路で4F55.7-1F13.0 、1週前はCWで6F81.7-4F51.0-1F11.5をマーク。
調教タイムも良好で、デビュー戦から注目の一頭です。
11/9(土)東京6R(芝1600)
牝馬限定戦で混戦模様の一戦。注目馬は複数いるものの、この時期の牝馬マイラーの指名は難しく、慎重な判断が求められます。特に残りの指名枠が限られているPOG参加者にとっては、牝馬枠の活用を再考する良いタイミングとなるでしょう。
カピオラ
「カピオラ」はフィエールマン産駒で、牝馬として1600mでの活躍が期待されています。半姉にはヴィクトリアマイルを制したアドマイヤリード、フローラSを制したアドマイヤベルがいる血統の良さが光ります。
最終追いはCWで6F89.9-4F54.9-1F12.4 、1週前は6F79.6-4F50.6-1F12.6をマーク。
CWで好記録を叩き出していることから、調整も順調である事が伺えます。
フィエールマン産駒がこの距離でどこまで結果を出せるのか注目ですね!
ジョイフルニュース
「ジョイフルニュース」はロードカナロア産駒で、母ジョイニキータはアルゼンチンG1を制した実績を持ちます。半姉(父Kitten’s Joy)は3戦未勝利で引退しましたが、調教では好タイムを連発。
最終追いはWコースで6F82.4-4F51.4-1F11.4 、1週前は6F82.1-4F51.7-1F11.3をマーク。
父が変わったことで、今後のパフォーマンスに期待がかかります。初戦からどのような走りを見せてくれるのでしょうか!?
11/9(土)京都5R(芝1600)
京都芝1600mの新馬戦は頭数が多く、混戦模様のマイル戦となっています。注目馬アスクセクシーモアは高額落札された良血馬ですが、マイル以上の距離適性に懸念も残ります。POG的には指名の難易度が高い一戦です。
アスクセクシーモア
アスクセクシーモアは、2023年のセレクトセールで2.9億円の高額取引となった期待の新馬。母は米芝重賞で活躍し、半姉エールレヴリー(父ダイワメジャー)も芝2勝と血統も優秀です。
最終追いは坂路で4F53.7-1F12.2 、1週前はCWで6F81.8-4F50.8-1F11.3をマーク。
最終追い切りでは坂路で良好なタイムを記録し、調教師からも「調教は楽に時計も出て動いている。気性も扱いやすい」との評価。
初戦から期待が高まる一頭ですが、距離適性に若干の不安もあり、マイルでの結果に注目が集まります!
11/10(日)東京5R(芝1600)
秋のマイル戦で注目が集まる東京5R。頭数はまずまず揃い、デビュー馬たちの活躍が期待されます。しかし、この時期のマイル戦では距離適性が問われるため、スルーするのも一つの戦略かもしれません。今後の成長も含め、長期的な視点での指名が鍵となりそうです。
スターエンブレム
スターエンブレムは、注目の新馬戦に登場する期待の一頭です。半姉タッチングスピーチはローズS制覇、半兄サトノルークスは菊花賞2着という血統背景を持ち、毎年注目されるリッスンの血統です。
最終追いはWコースで6F87.2-4F53.7-1F11.8、 1週前は6F87.5-4F55.1-1F11.9をマーク。
最終追い切りではWコースでの好タイムをマークし、マイル戦でも十分に勝負できる仕上がり。
調教師のコメントでは「動きは良いし操縦性も問題ない。マイルでもいい競馬できそう」と高評価されています。
本馬のデビュー戦での結果に期待したいと思います!
マードラド
マードラドは、新馬戦で注目される一頭です。半兄パンサラッサはドバイターフやサウジCを制覇し、世界的な活躍を見せています。本馬もその血統を受け継ぎ、特に逃げの戦法での活躍が期待されます。
最終追いはWコースで6F82.6-4F52.3-1F12.5、 1週前は6F84.3-4F52.0-1F12.0をマーク。
最終追い切りではWコースで鋭い動きを見せており、タイムも上々。調教でも高い評価を得ており、兄に続いて大舞台での活躍が期待されています。
初戦からその実力を示すことができるのでしょうか!?
11/10(日)京都5R(芝2000)
注目のG1デーに行われる芝2000mの新馬戦では、多くの有力馬が集結。アルマデオロやエコロディノスといった期待馬の実力が試される一戦です。大物が出現する可能性も高いですが、他馬との比較や仕上がりの精査がカギとなりそうです。
アルマデオロ
注目の新馬「アルマデオロ」は、G1勝馬キタサンブラックの半弟。シュガーハート産駒で、血統背景はトップクラス。
最終追いは坂路で4F54.5-1F12.3 、1週前はCWで6F80.2-4F50.8-1F11.7をマーク。
最終追い切りでは坂路で好タイムをマークし、調教師からは「順調で気性も問題ない。手のかからないところは兄に似てる」と高評価を受けています。
父レイデオロ産駒としてのポテンシャルも注目され、今後の成長が楽しみです。初戦でのパフォーマンスに期待がかかります!
コジオスコ
注目の新馬「コジオスコ」は、半姉プリモシーン(父ディープインパクト)がマイル重賞3勝の実績を持つ名血統馬。父エピファネイア産駒で、母系のモシーンもG1を4勝するなど素晴らしい実績を誇ります。
最終追いはCWで6F84.1-4F53.8-1F11.8 、1週前は6F84.7-4F52.7-1F11.4をマーク。
最終追い切りではCWコースで好タイムを記録し、初戦からの活躍が期待されます。調教では素直な気性を見せ、今後の成長も楽しみな一頭です。新馬戦でのパフォーマンスに注目が集まります!
ロードアルディート
新馬「ロードアルディート」は、半兄ロードデルレイ(父ロードカナロア)が芝で5勝を挙げた血統。母デルフィーノも芝1800〜2000mで3勝を挙げており、距離適性の高さが期待されます。
最終追いはCWで4F52.9-1F11.8 、1週前は6F81.4-4F52.1-1F11.7をマーク。
CWコースで4F52.9-1F11.8の好タイムを記録していることから、調整は順調であるように思われます。
父ドゥラメンテの血を受け継ぎ、持ち前のポテンシャルでどこまで成長を見せるかが注目されるところでしょう。兄同様の活躍を期待しつつ、重賞での飛躍も視野に入れている一頭です!
その他注目馬
注目馬「エコロディノス」は、母がドイツオークス制覇の実績馬。半兄ハーメティキストは芝4勝を挙げ、堅実な成績を残しており、血統的にも期待が高いです。
最終追いは坂路で4F53.4-1F12.4 、1週前はCWで6F82.1-4F51.6-1F11.0をマーク。
好タイムも出ていることから仕上がりは上々のようです!
また、「トロヴァレー」は半兄トゥルーヴィル(父ディープインパクト)が芝中距離で3勝を挙げており、安定した力を発揮する可能性があります。
最終追いは坂路で4F55.7-1F13.3 、11/2はCWで6F83.1-4F52.6-1F11.3をマーク。
一定の期待はできそうですが、他馬との比較が鍵となってくる馬かなと思います。
今週指名おすすめの馬
今週の注目馬として、特に推奨されるのは「アルマデオロ」と「エコロディノス」の2頭です。アルマデオロはキタサンブラックの半弟という血統背景に加え、調教も好調で期待が高まっています。一方、エコロディノスも安定した血統と過去の兄弟の実績から信頼できる存在です。
京都芝2000mの新馬戦では、この2頭が注目されています。リスクはありますが、大物狙いの選択肢として検討する価値は十分にあるでしょう。
少しでも皆さんの指名の参考になれば幸いです。
もし皆さんの注目馬がいればぜひ教えてください。
ご覧いただきありがとうございました。
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