シュガークンってどんな馬?
シュガークンは父ドゥラメンテ、母シュガーハートという血統。
半兄キタサンブラック(父ブラックタイド)はG1 7勝と言わずと知れた名馬。
半兄ショウナンバッハ、エブリワンブラックもOP入りと活躍しています。
こういった血統背景もあり、シュガークンは期待をされています。
本馬は現在通算3戦2勝。先日行われた大寒桜賞を快勝し連勝を飾っています。
今回は逃げの手を選択、直線も脚色衰えず見事勝利しました。
「能力高い」と武豊騎手。トライアルからダービーへ向かえるか!?
キャリア3戦のパフォーマンス
2/4新馬(京都芝1600)
3歳2月のデビューとなったシュガークンは新馬戦2着となっています。
道中は中団外目を追走、直線伸びるも先に抜け出した馬を捉えられずという結果です。
ただ、デビューは遅くなったがめどを立てる走りができたという印象です。
2/24未勝利(阪神芝2000)
2戦目でシュガークンが快勝し見事勝ち上がりを決めました!
道中は中団追走から3.4角で進出、直線早めに先頭に立ち押し切ったという内容でした。
長くいい脚を使って勝利!距離延長で良さが出たか?
3/24大寒桜賞(中京芝2200)
そして先日の大寒桜賞。シュガークンが快勝し連勝を果たしました!
今回は逃げを選択、直線でも脚色鈍らず伸びて勝利しました。
「兄(キタサンブラック)のような競馬をしたかった」と武豊騎手。重馬場にも対応し好内容!
こちらには近年の大寒桜賞との比較をまとめています。
今回の勝ちタイム2.17.4は近年ではやや遅めの勝ちタイムで2020年とほぼ同じとなっています。
またこのレースの勝ち馬は次走中距離ダービートライアル出走し好走馬も出ています。
特に19年の勝ち馬リオンリオンは逃げ切り次走青葉賞も逃げ切りを決めています。
本馬も同様の活躍期待したい!
兄キタサンブラックの活躍
兄キタサンブラックは3歳1月のデビューから3連勝で重賞制覇+皐月賞3着と好走。
秋シーズンにはセントライト記念&菊花賞を連勝しG1制覇を達成しました。
本馬も同様に遅めデビューだが、連勝でG1へ駒を進められるかに注目です!
今後の課題
・タイム短縮対応
そんな期待大のシュガークンですが、課題もあるのが事実です。
一つ目はタイム短縮への対応となります。
ここまでのキャリア3戦は比較的遅めのタイムでの決着となっています。
新馬は良馬場ながら時計かかり、前走&2走前は稍重以上の馬場でした。
青葉賞などのダービートライアルで良馬場かつ好タイム決着となったときに対応できるかがカギだと
思います。
・間隔がつまっている
もう一つの気になる点は間隔が詰まっているという点です。
2月デビューからすでに3戦しており、トライアル⇒ダービーとなると5月までの4か月で
5戦することになってしまします。
兄キタサンブラックはタフに走ったが本馬は果たして対応できるか?
まとめ
今回はシュガークンが大物かということを見てきました。
キタサンブラックの弟が2連勝しており期待は大きい、ただタイム面など課題は多いため今後の成長に期待したいというのがまとめになります。
今後この馬がダービーに出走できるようならクラシックがさらに盛り上がると思うので、引き続き注目しておきたいと考えています。
それではご覧いただきありがとうございました。
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